晩秋の埼玉丘陵地帯を走ってきた
勤労感謝の日の振替休日の11月24日、お天気が良く絶好のツーリング日和だったので、久しぶりに愛車のBMWを駆り出して出掛けてきました。
季節柄狙いは紅葉となるのでありますが、行き先を考えた時に、時季的にすでに関東の紅葉前線は平地まで降りて来ていてワインディングロードを楽しむ山道にはすでに紅葉は終わってしまっている様子だったので、神奈川の丹沢や箱根に行っても紅葉は終わっているのではないか、という判断で、もう少し標高の低い埼玉西部の丘陵地帯に出かけてみることにしました。
埼玉の丘陵地帯というと、県西部の飯能市から北に向かって日高市、毛呂山町あたりから熊谷に近い国営森林公園あたりまでかなりの広い範囲で丘陵地帯がひろがていて、埼玉県南部生まれの僕は、子供の頃から小学校遠足やら家族旅行やらでこの辺りにはしばしば出かけたことがあるので、地理的にはよく分かっているのでありました。
今回はまずはこの辺りのツーリングスポットとしては比較的有名な飯能市の有馬ダムに向かい、そこから先は紅葉の具合を見ながら行き先を決めるというおおまかな計画で出かけました。
横浜の輪はやから埼玉県西部へのアクセスは圏央道を使うのが王道なのでありますが、バイクで高速をただ走るのはワタクシの好みではないので、下道で景色を楽しみながらのんびりいくルートにしました。
まずは、保土ヶ谷バイパスに乗り東名高速の横浜町田インターを通り抜けてそのまま国道16号線を北西に走ります。
連休三日目の朝7時台の国道16号線下りは比較的空いていて走りやすかった。
一時間もかからずに八王子バイパス経由で八王子を抜けられました。
ここからさらに国道16号線を北上すれば飯能方面に向かえるのですが、目標の有馬ダムは飯能市のかなり西に位置するので、八王子から圏央道のあきるのインターに向かい、ここから少しだけ青梅インターまで圏央道を走っていくことにしました。
インター手前のコンビニで休憩したらバイク乗りの二人組のかたに遭遇したので、「どちらまで?」と聞いたら、奥多摩湖を回って大月から山中湖を周り同士道で帰る、というルートにしようかと思っているんです、と返事が返ってきた。
走るにはとてもいいルートでボリュームもあるなあ、と思ったものの、まったりモードのこの日のワタクシにはちとヘビーかな、などと思いつつアイサスをして別れ圏央道に向かいました。
青梅インターを降りると、そこは埼玉西武の丘陵地帯の延長ですでに丘陵地帯を走ることになります。
里山の風景を楽しみながら走ると、イチョウやカエデの紅葉がちょうど盛りで、自分の狙い通りの風景が展開していくので実に気持ちがいい。
しばらく走ると、飯能市に入り入間川に沿って道は走り、紅葉に川の流れがとても潤いのある風景で大満足した。
この辺りはいい感じに田舎なのでコンビニがほとんど無くトイレに困るのでありますが、道路沿いの所々に駐車場付きの公衆トイレがありとても助かりました。飯能市やるなあ!こういう痒いところに手の届くような観光サービスは素晴らしいと思うのであります。
里山風景の中をしばらくいくとやがて有馬ダム、の看板がありそこを左折すると急坂を一気に上がりダムサイトに出るのでありますね。
有馬ダムは石積み式のダムでダムサイト上の道が昼間は開放されているので、ここに車を停めてのんびりすることができることもありバイク乗りや車好きに人気があります。
午前9時半頃に僕が到着した時にもすでに数台のバイクと気合の入った車が二台停まっていて写真を撮ったりお話しする人たちがいた。
僕もダムサイトの反対側まで走ってUターンして手頃な場所にバイクを停めて一休み。
ダム周辺の紅葉は予想通りすでに盛りは過ぎてしまって色褪せていた。それでも何枚か写真を撮り次の行き先を考えながらのんびりしたのであります。
30分ほど休んで、次の目的地を少し山を登ったところにある小丸峠に決め、そこから山を下ってから北に進路を変えて鎌北湖という湖に行くことにしたのでありました。
小丸峠までの道は片道一車線の道からさらに対面一車線の道が所々にある狭い山道になり、坂をぐんぐん上がって行きます。
路面には落ち葉がたくさんあるのでスリップに注意しながらのんびり上がっていくと、坂を上り切り下り道になって少し行ったところからさらに狭い道を右折すると小丸峠の旧道に入ります。
この道はローリング族対策で狭い道の真ん中にとっきんおある反射物が埋め込んであり、それが落ち葉に隠れて見えなくなっているので、バイクで走るのにはちょっと気を使わなくてはなりませんでした。
のんびり15分ほど登ると峠の上に出て、そこにはむか〜し見たことのある茶屋が一軒建っていました。
いつ以来だろう?中学生の頃かな?とにかくここにきたのは50年以上前のことなのに、茶屋の東斜面に広がる山々の景色は昔見たそれと全く同じに感じちょっと感動しました。
ゆっくりお茶でも飲んでいけばいいのになぜかすぐUターンして来た道を降りて県道に戻ると飯能と秩父を結ぶ299号線まで下り、そこを右折して飯能方面に下ります。
国道なので車の通りも多く、行列の中を走るのですが、車は流れているしお天気も良いので気持ちがいい。僕の前を走るユーノス・ロードスターのカップルさんは対向車線に同じロードスターがすれ違うと手を振って楽しんでいるのも微笑ましく、いいドライブ日和だなあ、と走ったのでありました。
国道をほぼ下り切ったあたりで左折をして丘陵沿いに北上を始めると、程なくして高麗神社(コマ神社)の看板が出てきた。
この辺りは昔は高麗郡という地名で、奈良時代に朝鮮半島から来た人たちが移り住んだ地域なんですね。
どこかで聞いた話では、昔は朝鮮半島で大きな戦乱があると日本に逃げてくる人々がたくさんいて、日本の人口もそれによって増えたという記録があるようで、言葉も奈良時代頃は通訳が要らないくらいいかい言葉だったとか。
今は日本人のアイデンティティを持っていても、在日朝鮮人を悪くいう人たち自身が元々は朝鮮半島から来た子孫だったりするわけで、こういう歴史っていうのはやはり知っておく必要があるんだよなぁ、なんて思いながら高麗神社に参拝して健康祈願をしたのでありました。
境内には七五三を祝う家族連れも多く、境内の紅葉も見事に赤や黄色に染まっていて目を楽しませてくれました。
ここからさらに丘陵を北上し鎌北湖に向かいます。
鎌北湖は毛呂山町の丘陵地帯にある小さな石積みのダムで、畑が広がる中を走って、ちょっと坂を登るとすぐに湖に着くというお手軽コースなのでありますが、湖岸の紅葉がちょうど良い色づき方で実に美しい風景でありました。
埼玉育ちの僕は何度かここに来たことがありますが、最後に来たのをはっきり覚えているのは中学一年生の夏休みのことなので、半世紀ぶりくらいに訪れたのでありますが、その風景はあまり変わることなくありとても懐かしかった。
湖沿いに建つ特徴のある建物の変わらない姿を見た途端にちゅがく時代の思い出が一気に去来したのでありました。
湖の奥まで行ってバイクを停めて写真を撮りながら一休み。
湖面に映る紅葉も美しくヘラブナ釣りをする釣り人もなかなかの風情で大変良い。
中国語の観光客二人組が写真を撮っていたので、二人一緒に撮りましょうか?と声をかけたら、いいです、と日本語で返事してきた。
さて、ここから先はさらに森林公園あたりまでこのような風景が続くとお思われ、見どころも沢山あったのですが、鎌北湖から比較的近い街に住む高校時代の友人にあらかじめ連絡を取ってあって、ツーリングついでに久しぶりに会いましょう、ということにしていたのでそちらに向かったのでありますね。
自分の中では友人の街までは一時間くらい走るイメージでいたのですが、Googleのナビちゃんは30分で着くというではありませんか。
ちょうどお昼過ぎくらいにつきそうなので、友人にその旨を伝えて鎌北湖を出発。
本当に30分足らずで待ち合わせのカフェに到着して久しぶりの再会に話も弾んで、あっという間に三時間が過ぎて、暗くなる前に帰ろうと帰路に着いたのでありました。
圏央道をあきるのインターまで走り、そこで降りてからは朝来た道を戻ったのでありますが、さすがに三連休の最終日の夕方とありそこそこの渋滞があり、帰宅したのは真っ暗になった午後6時前でありました。
お天気良し、紅葉は美しい、懐かしい場所へ沢山行けた上に仲良し友達とも沢山あ喋りできてとてもゆったりといい気分になった1日でありました。
ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です ©️enos1091 All rights reserve














































最近のコメント