隠岐の島遠征2025④@福友丸 知夫里島
隠岐の島遠征最終日は朝から雨だった。
びしゃびしゃと雨音のするのを聞きながら出かける支度をして、6時に宿を出る。
車で船まで移動して乗り込む頃には雨は少し小ぶりになっていた。
港を出てポイントに向かう船の中で朝ごはんのおにぎりを食べた。民宿で用意してくれる朝食のおにぎりは美味しい。これを食べられるのも今日が最後だ。
ポイントに着くと、昨日までとは海の雰囲気が違う。天気が悪く光量が少ない上に波が適度にあって、キャスティングには好条件が揃っていた。
今日こそ、とキャスティング組のジギング王と怪魚ハンターが投げ始める。
僕は船のキャビンの後ろで呑気にコーヒー豆をゴリゴリ挽いてエノカフェの準備をしていた。
すると朝一には珍しく、Y店長が「ヒット。ヒット」と言いながら飛び出してきたのでジギング王の方を見たら竿が曲がっている。
「ダブルヒット!」という声がしたのでミヨシのデッキを見たら怪魚ハンターもヒットしていた。
一瞬にして船上は賑やかになったが、ワタクシはコーヒー豆をゴリゴリしてコーヒーを淹れ始めた。
先にミヨシの怪魚ハンターの魚が寄ってきたが、トモのジギング王の魚が大きい様でファイトが続いており、船長はタモを持ってそちらについていた。「誰かミヨシの魚をすくって!」とY店長の声が聞こえたが、コーヒーに手いっぱいのワタクシは傍観していた。
仕方なく怪魚ハンターは魚をすくってもらうのを待つ。
ジギング王の魚はファイトの末いいサイズのヒラマサが上がってきた。
11キロ弱のヒラマサだった。四日間一人投げ続けてようやくターゲットを手にしたジギング王はとても嬉しそうだった。
魚を膝乗せして写真を撮りリリースしたタイミングでちょうどコーヒーがはいったのでキャビンに戻ってきたジギング王に「おめでとうございます」と手渡した。
怪魚ハンターの魚はブリで、これもリリースした。
船上は朝一から一気に盛り上がって熱気を帯びたのだが、僕の淹れたコーヒーをみんなに配ったので興奮は一息ついて、さあ、またこれからだ!
と残り半日の釣りに気合が入る。
ワタクシも最後の半日は投げ続けようと決めてキャスティングをした。
昨日までとは海の雰囲気は変わっており魚の活性も良かった。
ワタクシのルアーにも何度かチェイスがあった。
根魚組もこの日はアカミズの連発で盛り上がる。
あっという間に昼になり釣りは終了し船はそのまま七類港に向かい走り始めて、ワタクシはキャビンの奥に潜り込んで寝ていた。
迎え波に打たれて揺れる船だったが、揺れにウトウトしているうちに七類港に着く。
運良く雨は上がっており、帰り支度にはちょうど良かった。
片付けを終えて、近くの宅急便に送る荷物を運んで戻り、海の神様の総本山である美穂神社に安全祈願と大漁祈願をして空港に向かいワタクシにとって今年最後になる遠征は終わったのでありました。
今回の遠征は潮の濁りのせいか魚の活性は今ひとつだったが、釣れないもののキャスティングもジギングもやりたいことを一通り試せたので満足の行く釣行だった。
何よりも渋い中を四日間一人で投げ続けたジギング王が最後に良い魚を釣り上げたのはドラマチックで良かった。
釣りも人生も諦めたらおしまいだ、と誰かが言っていた言葉を思い出した。
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