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カテゴリー「アート」の記事

2013年5月 9日 (木)

与話情浮名横櫛 人生初歌舞伎@明治座

「お上さんへ、ご新造さんへ、お富さんへ」

「やさお富!ひさし~ぃぶりだ~な~あ!」

と言うセリフ、そこそこの年齢の方ならご存知でですよね?

そう、与話情浮名横櫛(よはなさけ うきなの よこぐし)の名場面でのセリフです。

今回、人生初の歌舞伎観劇に行ってきました。

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ちょうど新しい歌舞伎座もオープンしたのでそちらで見たかったのですが、今回くじ引きで券が当たったのは明治座での興行「五月花形歌舞伎」。

演目は中村勘九郎主演の実盛物語(さねもり ものがたり)と冒頭の与話情浮名横櫛、こちらは市川染五郎主演。

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歌舞伎というと、これまではグレートカブキとか北海道はニセコの外国人向けお好み焼き屋さんの「KABUKI」くらいしか縁が無かったんですが、ここ20年くらいは興味があって、いつか見たいなあと思っていたんです。

でもなかなか敷居が高くて行く機会が無くついついお好み焼きや方面へ流れてしまっていたわけです。それが今回、応募のくじが大当たりということでやっと本物の観劇に行く事になったというわけです。

明治座のある日本橋浜町は、じつは映像業界にはいってから約15年ほど通った会社のあった街で大変懐かしく、ちょっと早めについて町の散策。

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10数年ぶりに訪れる町の変容と昔のままの変わらぬ風情を楽しみました。
昔よく昼飯を食べた「珈琲園」というお店も覗いてみたのですが、連休中からか残念ながらお休みで、おばちゃん会いたかったのにぃ!
さあそれでは本命の歌舞伎へと向かったのでした。

明治座は15年位前に高層ビルに建て替えられていてその地上から6階くらいまでが明治座になっています。
今年で丁度150周年とかで、歴史展示も館内でやっておりました。

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中に入るのは初めて。一階のロビーにはレストランやお弁当屋さん、チケット売り場などがあり、観客席は一階席があるのが建物の3階です。

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早速上がると、そこは明治座横丁なるお土産屋さんの横丁になっており、地元名物人形焼から豆菓子屋さん、きんつば屋さんお札の形のおせんべい屋さんと下町情緒というより、人形町の甘酒横丁あたりが凝縮された形のつくりになっていました。

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どこのお店も試食用のお菓子を用意していたので、チョコチョコつまんでけっこうお腹が膨れちゃったりして。

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そうそう、今回の舞台は昼の部だったので午前11時開演です。

したがって幕間にお弁当を食べる時間がありました。
普通の劇場では「劇場内での飲食は固くお断りいたします」と冷たく言われるのに、

「お弁当持参でどうぞ」といわれ大興奮!
お弁当食べながら観劇なんて江戸時代そのままじゃあないですか!

気合を入れて弁当屋でとんかつ弁当とノンアルコールビールを買い込んでいきました。本来ならここは幕の内弁当が本命なんでしょうがそこはあまりにもベタなのであえて大して食いたくも無いとんかつ弁当にするところナンざあ江戸っ子の粋っていうもんでぇ・・・って、いつから江戸っ子になったんだ。


劇場の中に入ると思っていたほど広くは無く、一階席で4~500席くらいでしょうか?
われわれの(家族と行きました)席は下手側、花道が目の前に見えるいい席でした。

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演目を聞かされたのはなんと当日!だったので何の予備知識も無いので、解説用のイヤホン680円也を借りて右耳に突っ込みの開演です。

始めは、中村勘九郎の実盛物語、これは源平布引滝という平家と源のお話なんですが、詳しいことはおいといて、舞台となっているのが琵琶湖の堅田堅田といえば今や琵琶湖バス釣りのボート屋さんがたくさんあるところで私も何度か利用しており、
さらに劇中に出てくる地名がことごとく釣りの名ポイントなので、頭の中では
地理感、距離感、風景などバッチリ!
それを江戸の時代に置き換えて、お芝居のセットの何十倍も想像は広がり大いに楽しむことが出来ました。


休憩を挟んでの与話情・・・は言わずと知れた名芝居、こちらの舞台は木更津と明治座から近い人形町!イメージもバッチリです。
安心して劇の中にじっくりと浸りこみ、長年会えなかったお富が与三郎の変わりように泣きながら愛を語るジーンでは思わずうるうるしそうに。



イヤホン解説も始めはうるさく感じましたが、適度な解説に慣れると快適で、お話を深く理解することが出来ました。

4時間にも渡る公演はあっという間に終わり、お土産煮を買って新緑の浜町を後にしました。

次回は、新しくなった歌舞伎座に行きます。

バレエといい、この年になって部隊モノに、いや舞台ものにはまりつつあるなあ。

文楽も見に行きたいし、能はガキの頃からオヤジのやっていた謡を毎日聞かされていたおかげで体に染み付いちゃっているし。

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