横浜国際プールにて水泳大会本番!
先月のお彼岸の日、私の通うスポーツクラブの水泳大会が横浜国際プールで行われたので初めて参加してまいりました。
本ブログで既に何度か書いておりますように、およそ10年前、カナヅチからスタートした水泳なんですが昨年秋頃から急に距離を泳げるようになり、それじゃあどのくらいのタイムで泳いでいるのだろうか、知りたくなったので初参加という運びとなりました。
会場の横浜国際プールには事前に何度か通って50メートル・プールの距離感というものを自分なりに掴み、満身創痍での出場!と行きたかったのですが、大会前日に横浜国際プールの近くに用事があったので、それじゃあ最後の調整がてらちょっくら泳いでおくか、と泳いだのが大間違い。
軽く一往復流した後に競技モードでバタフライを泳いだその時、30メートルを過ぎたあたりから頭が痛くなり始めどんどん締め付けられるように痛くなってくるじゃあありませんか。
残り10メートルあたりではズキズキと痛むのでもう泳ぐのをやめようか、とも思ったのですがゴールが見えているので我慢して泳いでしまった。これがまずかったようで、ゴール後動けないほどのひどい頭痛でコースロープにしがみつくのがやっと。
しばらくジッとしていたら痛みが治まってきたので一時的な酸素不足か何かで痛くなのであろうと判断し、だいぶ楽になったのでもう50メートル軽く流して上がったのでありました。
その日はなんとなく首のあたりから頭部にかけて鈍く痛みが続いたのですが、一晩寝たら治るっぺ、というくらいに思っていた。
ところが、当日の朝頭痛で目が覚めるという最悪の体調。
それでもなんとかなるだろと頭痛薬を飲んで土砂降りの中、国際プールに出かけて行ったのでありました。
この日の競技はスポーツクラブの南関東全施設が集まっての年に一度のお祭り的イベントで子供から年寄りまで誰でも参加でき、年代別に泳いで行くわけなのですが、競技人口の関係で25歳以上は一派一絡げで泳ぐというスタイル。
私は午前中に背泳ぎ50メートル、午後一にバタフライ50メートル、最後に自由形50メートルの三種目にエントリーしておりました。
本番前のウォーミング・アップに軽く泳いでみたら、泳いでいくとだんだん頭が痛くなってきたので一本で終了。
なるべくジッとしていることにしましたよ。
朝一の背泳ぎ50メートルでは、進行の段取りがよく分からずにのんびりと人の泳ぐのを観客席から見ていたら自分の出番に危うく遅刻し失格になるところでありました。
なんとかギリギリで間に合って泳いだ結果は予想どおり8人中ビリッケツ。
80歳近いおっさんも一緒に泳いだけれど軽〜く置いていかれてしまった。
まあそれでも完泳できたのでよしとしましょう。
続いて午後一のバタフライ。頭痛の起因となったトラウマ的種目。
それでも飛び込んだ勢いで10メートルくらいは稼げるだろうと甘い考えでいざスタート!
飛び込みはバッチリだったのですが、ドルフィン・キックの真似事をしているうちにたの選手がみんな見えてきた。ということは自分が一番ビリにいるということですね。
マイ・ペースでと自分に言い聞かせながらかなりゆっくり泳いだにもかかわらず最後の15メートルくらいは腕が上がらなくなりかくことができないので進まなくなってしまった。これって初めてここのプールで50メートル泳いだ時と全く同じじゃん。一体何のための練習だったのか?!
それでも諦めないで泳ぎ切りましたよ。
自分の実力を知りたいだけなので順位はどうでもいんですから。
それにしても、もうこの時点でかなり疲労し、たったの100メートルしか泳いでいないのにこんなに疲れるものなのかと、普段プールでダラダラ泳いでいるのと競技形式で泳ぐのとでは全く質が異なるのだということを実感したのであります。
もう帰って昼寝でもしたかったのですが、自由形が残っているので仕方なく午後の3時過ぎまで他の方々の泳ぎを朦朧とした意識の中で傍観し、最後の自由形に臨みました。
クロールは泳ぎ的には問題ないので体力的にどの辺のスピードまで上げられるかだけが勝負どころ。
最後の種目なので死んだ気になって頑張ろう、などという勢いはすでになく、完泳を目指すことに集中してスタート。
これまたみるみるうちに周りの皆さんが見えてきてどんどん置いていかれる。
マイ・ペースで!と言い聞かせながら泳いだのですがどこかで焦っていたりしちゃうんでしょうね。最後の10メートルはきつかった。
それにしても、他の参加の皆さん早い!
それでも全種目完泳したので記録は出ました。
これが知りたかったのですが、当日は終了後すぐに帰って夜のクエ鍋パーティのためにクエを一匹さばいて用意しなければならないという大切なミッションがあったので、素早く着替えて会場を後にしたのでありました。
くたくたに疲れた体でクエをさばくというのもなかなかの苦行で、はたから見たら「遊んでばっかりいて!」何て思えるんでしょうが、やってる方は結構必死なんです。
クエ鍋パーティの件はすでに本ブログに書いた通り楽しく終わり、この日はくたくたになって終了。
さらに翌日、ちょっとしたイベントをやったらなんだか身体中が疲れてしまい、腕も上がらなくなるほどのかつて経験のない疲労感。
これはいくらなんでも遊び過ぎだな、と数日間おとなしくプールにもいかず、整体院で強力な鍼治療などしていただきやっと泳ぐ気になったのでプールに出かけたら、enosさん先日の大会で賞を取ったのですが張り出してもいいですか?とプールの受付の方に聞かされ、えええ???だって全部ビリだったんですよ!!!と返したのですが、これが記録証とメダルです。と渡された。
中を見てみたらタイムの入った記録書と賞品のメダルが入っているじゃあありませんか。
なんでも55〜59歳の部で、背泳ぎは銀メダル、バタフライも銀、自由形が銅って、これは背泳ぎとバタフライはそれぞれ2人、自由形は3人しか参加者がいなかったっていうことじゃないですか。
それよりも気になったのはタイムの方でしたよ。
これが知りたくて出た大会なのですから。
結果は写真の通り。100メートルのタイムじゃないか?と思うくらいに笑っちゃう遅さなんですが、いいんです!!!これで自分の泳ぎの基準タイムができたのですから。
さて、来年のこの大会、今の所出て見る予定なのですが果たして記録は伸びるのか落ちるのか?
今回の記録がスタートとなるのか、それとも人生ベスト・タイムで終わってしまうのか?
来年をお楽しみに。
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