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カテゴリー「オートバイ」の記事

2022年9月 6日 (火)

ライダーズカフェに行って見た@jack in the box

バイクに乗るようになってからライダーズカフェなるバイクノリたちを主に対象にしたカフェがあることを知った。

きっかけは釣具屋さんの正面にそれらしきいつもバイクが止まっているカフェが気になってからなのだけれど、そこのお店には五日行こうと思っているうちにお店が閉まってしまったのでありました。

 

ところが、ほぼそれと時期を同じくしてもう少し家から離れたところにライダーズカフェらしきお店を発見、今度はいつか行ってみようと狙っていたのでありますが、家の近くだと食事をするのにもうちに帰って食べてしまうことが多いし、わざわざバイクに乗ってお茶しに行くほど遠くないしで、またまた行くのをサボっていたんですね。

 

先日ちょうど昼時にバイクで買い物に出かけた帰り道、どこかでお昼を食べようと思い、サクッとうどんでも食べて帰ろうと丸亀製麺によってみたらなんと思いせの外まで10人くらい並んでいる。炎天下の中で待つのが嫌だったので、やっぱりうちに帰ろうと家に向かったところ件のカフェがその通り道にあることに気づき寄ってみることにした。

お店の名前はjack in the box。箱の中にジャックが居るらしい。

 

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店に着くと、やってるのかしらん?と思うくらい駐車場はガラガラで店の中にも人気がない。

恐る恐る入って行ったら開店直後でまだ店の支度をしていたのでした。

 

ジャックらしい人が入って居る箱はみあたらなかった。

店長の名前がjackでお店が箱なのかな?

まあそんな事はどおでもいい。

 

席に通されて店の奥に行くと、なんとドラムとギターにPAセットがありちょっとした舞台のようになっている。

すかさずライブやるんですか?と店員のお兄さんに聞いたら時々アマチュアミュージシャンが来てやると言うではないか。

いいなあ、僕もバンド作ってやりたいな、などと思いつつ席についてメニューを見る。

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メインはハンバーガーらしくて何種類もこってりした感じのハンバーガーの写真が並んでいた。

うどんを食べたかったくらいあっさり目の昼食を望んでいた僕は、なんか他のはないのん?とメニューを裏返したりして探したのだが、他にあったのはおととい食べたばかりのスパゲティ類だけだった。

カフェの食事だもんこんなもんだよなあ、と納得しつつ、せっかく来たんだからここのお店の名物ハンバーガーを食べて帰ろう!と気分転換し注文した。

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待ちながら店内を見るとカウンター周辺のインテリアがアメリカっぽくてなるほどライダーカフェ的な感じ。

そこに入って来た子連れカップルがアメリカ人と日本人のカップルで英語で会話したのでますますアメリカっぽくなる。

そのあとライダーさんらしきお兄さん一人と小さな子連れパパが入って来たのだが、子連れパパもアジア系外国人らしくてなんだか店内はボーダレスな感じになっていい雰囲気。

家からバイクで5分ほどのところなのにうんと遠くに来たみたいな感覚で得した気分になる。

 

やがて出て来たハンバーガーはチーズが舌のようにベロンと垂れ下がった迫力ものでポテトもたっぷりついていた。

こんなに食べきれるのかしら、と思いつつがぶりと食べたら美味しい!

前回食べたハンバーガーは多分数年前の某有名チェーン店のものだったのでその味が脳裏にこびりついていたのだが、ここのハンバーガーは美味しくて脳裏の垢を吹っ飛ばしてくれた。

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そもそも僕はハンバーガーなんてB級の不味いものと勝手に決め込んで食べることもなかったのでこういう美味しいものに出会うことがなかったのだろう。

ハンバーガーいいじゃん!ポパイに出てくるウィンピーの気持ちが少しわかった。

よく冷えたアイスティーも美味しく、グビグビ飲んでペロッと食べて満腹になり満足して帰って来たのでありました。

店の前で自分のバイクの写真も撮ってね。

 

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です ©️enos1091 All rights reserve

 

2022年5月 3日 (火)

バイク乗り換えました

すでに二週間経ってしまいましたが、バイクを乗り換えました。

 

今まで乗ってたのはヤマハのMT09でしたが今度はBMWのR1200Rという1200ccのバカでかエンジンバイクに乗り換えました。

この二週間、嬉しすぎてお天気を見ては乗り回していたのでブログに更新するヒマなんかなかったんですよ。

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乗り換えの時に四年弱乗ったMT09とのお別れは少々感傷的になったものの、乗り換えてしまえばもう直ぐに次のバイクの虜になってしまい、夢中で乗り回していたので二週間で500キロも走ってしまった。

 

バイクを乗り換えたいと思うようになったのは、MT09もいいバイクだったのだけれどサスペンションとシートが年寄りにはちょいとキツかったんですね。

その辺の街乗りをしている分には全く問題ないのですが、数百キロのロングツーリングとなるとツーリング後に寝込むくらい体が疲れる。年だから仕方ないじゃん!と言われそうですが、そこをバイクのチカラでなんとかカバーしたいとBMWに換えたいとここ一年くらい常々感じていたのでありました。

 

今回乗り換えに踏み切ったのは、今年65歳になったらいよいよ体力低下が著しく、この先バイクに乗れるのもあと数年だろうと思ったらもうやるなら今でしょ!っと思い切り乗り換えることにしたんですね。

さて実際に乗り換えて見てその判断が正しかったのかどうかと申しますと、これが大正解!

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1200ccの横置きエンジンは重心が低いせいかバイクの240kgという重さが全く気にならないし取り扱いも問題ない。

乗り換えた翌々日に大黒埠頭まで往復70キロくらい走ってみたけれど快適でした。

まず一番違うのはサスペンションですね。

高速道路のつなぎ目が気にならないばかりか、よくカーブでスピードを出さないように茶色で段々になってる意地悪舗装も軽くトントントン、と衝撃がくるくらいで大したことがないんですよ。

その次に良いのがブレーキかな。

もちろんABSが付いているんですが、MT09のABSとは全く質が違うんです。

 ABSが効いているのを感じないくらい自然にブレーキがかかるんですね。

さらにギアチェンジの時にいちいちクラッチ操作をしなくても良いアシスト機能や一定のスピードで勝手に走ってくれるオートクルーズなど便利機能満載!

早く高速道路で遠くに行きたい!とロングツーリングの計画を三ヶ月先まで立てているのにお天気が邪魔してなかなか出かけられないんですよ。

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GW明けの道路が空いているときに出かけようとしたらまんまと雨予報でガッカリ。

その先どこかでお天気が続きのを見つけて出かけますので、またその時には色々書きます。

 

バイクファンの皆様お楽しみに。

 

2022年4月27日 (水)

エノカフェ Tシャツのご予約ありがとうございました。

エノカフェロンTの注文を締め切らさせていただきました。

今回もたくさんの皆さんにご予約していただき嬉しいです。

 

ありがとうございました。

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早速、プリント発注いたしました。

来月末くらいにはお届けできるかと思います。

出来上がり次第、販売店を通じてご連絡差し上げますのでお楽しみに。

 

話は変わって、先週新しいバイク(中古)が来たので、目下バイクに夢中です。

ところが、こんな時に限ってお天気がイマイチ。

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雨の日の隙間を狙って走り回っています。

 

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BMWのR1200Rというバイクなのですが、エンジンがでかくて馬力があるのはもちろんのことなのですが、サスペンションとブレーキが素晴らしく良く乗り心地が前のヤマハと全然違います。

また遠出したらブロブに書きますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

2022年3月26日 (土)

春の管釣りへバイクツーリング@東山湖フィッシングエリア

寒さ暑さも彼岸までというが今年は彼岸明けの二日間が真冬の寒さだった。

そんな寒い日には暖かくなったらどこかバイクでツーリングしたいなぁ、とか、たまには管釣りで小さい魚の数釣りも良いなあなんて考えていたのでありますが、天から降りてきたように、バイクで管釣りに行けば良いじゃん、それも近場の王禅寺とかではなくて少し遠いところ!と思いついた。

 

春の管釣りツーリングだ。これにしよう!と早速行き先の検討をする。

リバスポなんかいいなあ川は綺麗だしよく釣れるし、でも山の中は寒そう。

鹿留も同様にまだ寒そうなので適当に遠くて暖かそうなところ、って、あ、東山湖があったじゃあないか。

という結論に達したのであります。

 

東山湖は今から35年くらい前に冬場にバスが杖なくなるとよく通った管理釣り場で富士山のふもと御殿場にある用水池を利用した管釣りなのであります。

大きさは野球場二つ分くらいあるのかな?まあまあ大きくて目の前に富士山がど〜んと見えながら釣りをするのが好きな釣り場なのでありました。

 

早速ネットで調べてみたところ通常営業しているというのでお天気マークで晴れていて気温が上がる日を見つけていくことに決定。

さらに、このところ数年は管釣りではフライしかやっていなかったのでありますが、インジケーターをつけてのフライ釣りは餌釣りみたいにイージーにマスが釣れてしまうのでちょっと飽きていた。

久しぶりにスプーンの釣りをやってみようと思い立ち、古い道具箱を漁れば、出てくる出てくる、赤白黄色、黒にオリーブ、茶色に青。光るやつ、光らないやつ、丸っこいの細長いのとオレこんなにスプーンを持ってたっけ?と思うほど出てきたので嬉しくなった。

さらにミノーやクランクベイトも出てきて、こりゃあもうやるしかないなと心に決める。

 

竿にリールも昔使ってたのがあったので新調しなければならないのはラインとフックくらいだな、とポイント長後店に行って買ってきた。

あとは竿をバイクにくくりつけるのだけ確認したらこれで準備万端。

 

3月25日の金曜日、早朝4時すぎに横浜の家を出てガソリンを入れてから東名の綾瀬スマートインターへ向かう。

ここから東名に乗るのは初めてだけれどグーグルちゃんも「ここが近いよう!」と教えてくれたので素直に従った。

 

早朝の東名下りはトラックが多く小さなバイクで踏み潰されないように車間距離を十分にとって安全運転で走る。

そのうちに指先が冷たく感じ始めてきた。冬山登山用の超分厚い手袋をしているのにおかしいなあ?と思いつつ、先々週の下北半島津軽海峡の釣りの時に指先を冷やしすぎてまだジリジリと嫌な感触が残っていたのを思い出した。

どうやら指先だけ凍傷になりかけていたらしく感覚がおかしいのだ。

寒さでくるなら足や顔の冷たさの方が先に来そうなのだが、たいして寒くは感じずに手の指先だけ痺れるように寒かった。

 

中井サービスエリアに入ってバイクを止め指先を温める。

 

少し温まったところで出発。

御殿場までは20分と表示されていた。

山道のカーブを気持ちよくバイクで走りあがりあっという間に御殿場に着く。

途中、眼の前に立ちはだかる富士山が美しかった。

 

東山湖への道は新しくなっていたインターからすぐの場所なので間違えようがない。

6時ちょい過ぎに東山湖到着。

おそらく20年ぶりくらいに来たのだが以前と変わらずの佇まいの駐車場に入っていくとなんだかとても懐かしかった。

 

車は駐車場が半分埋まっているくらいの数だったので空いているようだ。

 

受付の建物がなんだか掘っ建て小屋のようなものに変わっていてそこでチケットを買い釣りを始める。

 

湖畔に出るとすぐ真下の富士山が真正面に見える場所が空いていたのでそこに入った。

 

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空はすでに明るくなり始めている。湖面にはマスのライズがひっきりなしにあがっている。真正面には大きな富士山。

いいなあ、これだよお!東山湖はこれがいいんだ、とまずはスプーンタックルをセットする。

ところがここで早くも問題が。。。

ここ数年海の大物の太い仕掛けしか扱っていなかったのが、急に4ポンド、0.8号の糸をスプーンに結ぼうとしたら、目はぼやけているは、指先は先ほどの痺れもありうまく動かないわでなかなかスプーンが結べない。

こんな時にと持っていったヘッドライトの明かりを頼りに一苦労して仕掛けが完成。

 

早速キャストして表層から攻めてみた。スプーンは2グラムのモスグリーンのような色。

表層をゆっくり引いてくると、ツン!とアタって手元に心地よいグンという手応えが、とイメージはできてるのにアタリがない。

 

二投目はほんの少しだけ沈めて引いてみた、すると狙い通りにヒット!

小さいニジマスだがよく走り回ってジャンプまでする。

ニジマスのファイトはいいなあ、と手応えを堪能しながら手元まで持って来て水の中で針を外してリリースする。

なんだか思い通りの展開で気持ちいいぞ!

と気分は上がる。

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さらに、そこからは一投おきくらいにヒットしてすぐに5匹くらい釣れた。

 

ところがそこからアタリがなくなる。

スプーンにスレたな、と違う色に変えて投げるとすぐに来たのだが後がなかなか連続しない。

ポツリポツリと釣りながら昔通い込んだ管釣りの釣り方を思い出す。

竿の構え方、アタリの取り方、カラーローテーションやアクションなど、思い出すままに試して色々やってみるのが楽しかった。

ところがここでまた問題が。

視力が落ちて以前のようにラインが見えなくてアタリをラインで取ることが難しいのだ。

それに、オンボロのリールはガタがひどくてハンドルを回転させるとギアがゴリゴリいうのが分かるほど酷い。

ガタがある分小さなアタリの感触が直接手元に伝わらないのだ。

以前は同じ道具を使っていてもそんなこと気にした事もなかったのに、ここ数年のステラだのソルティガだのの高級リールの巻き心地に体が慣れてしまったようだ。

 

今、もし本気で管釣りの釣りをやるならステラの1000番を買っちゃうだろうな、などと考えながらゴリゴリ糸を巻いて釣りをした。

日がすっかりあがって暖かくなり始めたのが8時過ぎくらい。アタリも減り魚は沈んでしまいライズもなくなる。

9時までやったらフライに代えて入れ食いを堪能しよう、と企みつつスプーンを取っ替え引っ替え投げていたらあるスプーンのカラーが当たりカラーだったようで、渋いながらも小さなアタリがよく出たのでしばらくスプーンの釣りを続けた。

しかし、ゴリゴリリールで小さなアタリを取るのはなかなか難しく合わせのタイミングがうまく合わない。

普段は使わない度付きサングラスに変えてみたが光の角度が悪いのか視力低下が著しいのかラインもよく見えないで、ヒットに持ち込めず熱くなる。

10時近くまでやって少し結果が出たので、ここでスプーンからフライに交代して竿を組む。

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僕のようにフライとルアーの釣りを両方やる人は意外と多く、僕の並びの右側三人はさっきまでルアーを投げていたのにいつの間にかフライをやっていた。

みんな考えることは一緒なんだなあ、と納得しながらフライに交換。

ここでのフライはフルキャストせずに5mくらいのところにインジケーターを飛ばしてアタリを待つ。

インジケータの下は1mくらい。

これはスプーンの時にアタっていた層なので自身があった。

 

 

風が吹き始めて湖面に細波が立ちはじめたなあ、なんて思っているとインジケーターがスススッと動いて水中に引き込まれた。

二度目まで動くのを見ていて三度目で合わせるとグググっと魚の手応えが伝わり小さなマスがジャンプした。

ここからはもう入れ食いで、投げればアタル、合わせそこないやスッポ抜けはあるもののほぼ入れ食い状態で次々とマスをキャッチ&リリースした。

 

10匹も釣ったら飽きてきたので、手を休めて富士山を眺めながら飲み物を飲んだり写真を撮ったりして日向ぼっこをした。

釣りに来てこんなにゆるりと遊ぶのは初めてかもしれないなあ、いつもは眉毛を釣り上げて数数えながら釣りしているのに、とそんな釣りをしている自分の姿を想像して思わず可笑しくなる。

春の暖かい空気がそうさせるのか、富士山の眺めがそうさせるのか知らないがこの日は全くのんびり、ゆったりの釣りで、ここからはちょっと釣りをしては手を休めて写真を撮ったり、お菓子を食べたりして過ごした。

 

お昼を過ぎたら人が増えはじめた。午後からの件で釣りをする人が多いんだというのが分かった。

いつの間にか駐車場も満車になっていた。

 

陽気はすっかりポカポカ陽気で釣りよりも昼寝がしたくなるくらい。

 

ニジマスちゃんも数えてないけど多分30くらいは釣ったろう。

暖かいうちにバイクを楽しんで帰ろうと早上がりを決めた。

 

帰り仕度して最後にバイクをいい場所に移動して写真を撮って帰る。

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帰り道も東名高速が秦野中井インター付近で事故渋滞していたが大したことはなかった。

 

3時過ぎには家について4時からは相撲を見た。

 

釣り堀で時間前に上がって帰るのは初めてかもしれない。いつもは時間がきてもあと一投、もう一投とかブツブツいいながら時間超過してるのに。

 

なんかゆとりというか余裕というかのんびりというか、釣りをしてバイクに乗りながらもゆったりとしたいい時間を過ごせた一日になったのでありました。

 

 

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2019年12月 1日 (日)

黄葉を見に諏訪まで一泊ツーリング

11月の半ば、お天気予報とにらめっこしながら黄葉を見にツーリングに出た。今年の秋は、秋らしい秋晴れの日が少なく雨が多かった。

なんとか二日間晴れマークのついた日を選んで横浜の自宅を出発し東名高速横浜町田インターを目指す。

今回は道路公団でやっているバイク乗り向けのノリ放題パックのような料金プランがあったので利用してみた。二日間東名横浜町田から圏央道、中央道、中部横断道?あたりを何度でも乗ったり降りたりできて二日間で4000円ポッキリ、というものだ。普段諏訪まで走ると確か3000円くらいしたと思うので割安なのは間違いなかった。

曇り空の中、東名横浜町田から乗り下り線を圏央道に向かって走ると朝の渋滞があった。大和トンネルまでの大した渋滞ではなかったがポツリポツリと雨が落ちてきた。圏央道に入る頃には雨は上がり大したことがなくほっとする。

圏央道はスムーズに流れ八王子ジャンクションから中央道に入る。パーキングでこまめに休憩をとりながら甲府盆地に入る。ここで降りて昇仙峡あたりの紅葉を見てもいいかな?と思ったがまだ早そうな感じだったのでやめて諏訪に向かう。

甲府盆地を抜けたところで双葉ジャンクションに差し掛かる。標識に「南アルプス」という文字が書かれていたのに惹かれてまだ走ったことのない中部横断道に入って見た。山麓の紅葉が楽しめそうな気がしたのだが、走っていくと釜無川の台風19号による氾濫後らしき河原の風景などなど殺伐とした風景だったので白根で降りて、道の駅白根でお昼を食べようとしたのだが、高速にまであった道の駅白根の看板が、高速を降りた途端になくなり行く先を見失う。行ったり来たりしながらも見つからなかったので再び白根インターから乗り八ヶ岳を目指す。

お腹が空いたので途中八ヶ岳SAでラーメンを食べて腹を満たす。駐車場の周りの紅葉が美しいが雲が多く太陽がなかなか出ない。

再び走り小淵沢で高速を降りて、ここから八ヶ岳山麓を原村、茅野に向かい走ることにした。

狙いは的中で山麓の紅葉は美しく、カラマツの黄色、カエデの赤など鮮やかな紅葉の中をバイクで走ると生きていて良かったと思うほど気分は高揚する。

途中あまりにも美しいカエデの木が一本あったので通り過ぎたのを引き返してバイクを停めて写真を撮った。

平日なので走ってくる車もなく安全に写真が撮れる。

 

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再びバイクにまたがり色とりどりの紅葉の中を茅野まで走る。

林を抜けて山肌の遠望が効く場所に入ると、山肌が黄金色に紅葉しているのも美しかった。

時間はまだ午後の2時頃だったので休憩を兼ねて、以前から行きたかった尖石考古館という縄文遺跡の博物館に行った。

ここには「縄文の女神」「仮面のビーナス」と呼ばれる二つの国宝土偶が展示されていて一度見て見たかったのだ。

見てみると、なるほど国宝と言えるだけの大きさ迫力がある見事な土偶だった。

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他にも多くの土器や石器が展示されており見応えがある。

釣り師の僕は釣り針を探して見たが、内陸部のこの辺りでは魚釣りは行われなかったようで、釣り針の展示はなかった。

以前、三陸は大船渡の歴史観に行った時にはたくさんの釣り針に、仕掛けに使ったと思われる石の錘なども展示されていたので、縄文時代といえども地域により随分と生活は違っていたようだ。

小一時間展示を見て、頭が縄文化したところで外に出ると、再び秋の紅葉に身が包まれる。いつの間にか空は晴れて青空になっていた。

美しいので何箇所か場所を選んで紅葉とバイクの写真を撮った。

 

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そうこうしているうちに秋の夕暮れが足早に迫ってきたので宿泊地の上諏訪に向かう。

友人のやっている民泊に泊まる予定だがその前に諏訪湖を一望できる立石公園というところに行って見た。つい9月にも旧友たちと訪れた場所だ。

ついた時には陽が落ち切って残照の湖が金色に鈍く輝いていたのでこれも写真にとる。

 

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頭の上でビュ〜〜ん!という音がするので見上げたら、誰かがドローンを飛ばしていた。夕暮れの諏訪湖を撮影に来たのだろう。それを見たら急に自分もドローンが欲しくなった。バイクにもたれかかる自分からカメラが上空に引いていくと背景に諏訪湖とそれを囲む山々、夕焼けが見える映像なっていうのを頭の中で描いたのだ。

 

諏訪湖の残照を楽しんだ後は宿に入り、友人と二ヶ月ぶりの再会。夜遅くまで飲み歩き語り合う。

 

翌日は6時に目覚め朝食にコーヒー。持参したコーヒー豆と道具一式で一人エノカフェを開店する。

宿のテラスから一望できる諏訪湖の風景は雲が多くイマイチなで腹を満たし二度寝して8時に起きた。

 

諏訪湖を眺めたら西の空に虹が出ている。

 

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起きて来た友人に「今日はいいことあるぞ!」と確信的にいい宿を出た。

この日は友人に勧められた考古館に向かう。途中雨がぱらつきながらも雲の切れ目から日が差すという天気の中バイクを走らせる。

山肌の日が当たった部分だけが黄金色に輝き周囲とのコントラストが不思議な雰囲気をかもし出していた。

考古館では石器や土器、土偶を見た。

 

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昨日の考古館とは違い当時の人々の暮らしぶりを想起させてくれるような展示内容に感心した。

駐車場のドウダンツツジが燃えるように赤くその向こうに遠く富士山が見える。

富士見、というこの地名がとても分かり易かった。

考古館を出た僕は小淵沢インターに向かい途中、ジンギスカンの看板のある店でラーメンを食べた。

昨日の昼もラーメンだった。ツーリングに出るとラーメン率が上がる。

その後小淵沢インターから中央道に乗り、八王子ジャンクションから圏央道、そして海老名ジャンクションから東名高速へと走り横浜町田インターで降りて自宅へ無事に帰った。

たったの二日間だけれど紅葉を満喫しバイクでも気持ちよく走れ、旧友とも語り合えた充実した時を過ごせた。

 

2019年5月29日 (水)

信州バイクツーリング2019春

昨年のちょうど今頃教習所に通い詰め手にした大型バイク免許。昨年7月にはヤマハのMT09という850ccのバイクを購入したものの、昨年の夏は暑すぎてバイクに乗るのが辛かった上に秋から冬にかけては体調不良でとてもじゃなけれどツーリングに出かける余裕などなかったんです。

この春になって体調も万全、暖かくなったらツーリングに行こうと決めていたのですが、やっとその時が来ました。

折しもバイクの車検の時期だったのでツーリング前に車検ついでにバイクの点検をしていただき、オイルを交換しタイヤも新品に換えて準備万端、あとは行くだけなのだけれど忙しいのと天気が安定しないのでなかなか日程が決まらない。

五月末になってやっと時間もでき天気は梅雨の走り的な天気になっていたのですが、天気予報で晴れ間の三日間を狙って出かけて来ました。

 

5月26日日曜日朝7時横浜の自宅を出発。

この日の予定は中央道を諏訪南で降りて蓼科から白樺湖、霧ヶ峰を走って下諏訪までのおよそ200キロ。

海老名インターから圏央道に乗り中央道に向かいます。

高速に乗ってすぐ厚木SAで小休止。

日曜とあってライダーがたくさんいます。みんなでっかいバイク、自分のMT09が小さく見える。

ざっと見たところ5〜6人の集団で走る人とソロの人に分かれている感じでした。

高速は車はそれなりに多いものの流れていてスムーズに八王子ジャンクションから中央道に入り談合坂まで登ります。

談合坂SAで休憩すると、ここにはさらなる大バイク軍団がいてなかなか迫力ある。

 

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談合坂SAからさらに登って河口湖方面への分岐を左に見ながら通過し笹子トンネルへ。

 

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長いトンネルを走るのは初めての経験なのでちょっと緊張しながらトンネルに入る。ゆっくり車線を慎重に走って行ったら思ったほどトンネルの長さを感じないままに出てしまった。

甲府盆地が眼下に見えると、やっと遠くまで来た感じがしてきた。

 

高速のバイク走行も、これまでは80キロで走るのが体力的に精一杯かな、と思っていたのですが今回ヘルメットをツーリング用のフルフェイスに換えたせいか風の抵抗をあまり感じなくなり90キロ出しても苦にならない。

ここから甲府盆地を抜けるのですが、ここは昔からネズミ取りが多かった記憶があるのでのんびり80キロ走行で走ります。

奥秩父の山々や南アルプスの山が、やや霞がかかりながらも迫るように見えてくるここの風景は昔から大好き。さらに進むと八ヶ岳が見えてくる。

この日の天候は最高気温が35度近くまで上がる予報だったので涼しいうちに甲府盆地は抜けたかった、時間はまだ9時台なのに日差しは強く走っていても少し暑いくらい。

盆地を抜けて登り始めの双葉SAで休憩。

ここもバイクがたくさん。少し休んで今度は一気に登りに入り八ヶ岳SAまで走って休憩。

眼前に甲斐駒ケ岳が見える。昔からこの辺りから見るこの山が大好きで、一度登ってみたいと思っているのだけれど、思うだけで終わってしまっている。

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反対を見れば八ヶ岳も眼前に見えてもう間も無く目的の長野県に入るのがわかる。

少しお腹が空いたので八ヶ岳なんとか燻製のフランクフルトソーセージを買って食べたら、いい肉を使っているのか大変美味しかった。

 

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八ヶ岳SAを出るとすぐに中央道最高地点を通過する。

ここからは下りとなっていく、30分も走らないうちに目的の諏訪南インターにつき高速を降りた。

ここからまっすぐ八ヶ岳に向かってしばらく走り、山麓手前の農村地帯を左に折れると蓼科、白樺湖方面に向かうことになる。

この辺りから八ヶ岳を望む風景も昔から大好きなので、時折安全そうな路肩を見つけてはバイクを停めて写真を撮る。

今回はスマホとデジイチの二刀流できた。

 

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原村方面の標識を見たときに何かゾクゾクっと体に感じた。原村の近くには知人の別荘があり二度ほど遊びに来たことがあるのだが、ここからは走って10分もかからない。お天気といい新緑の美しい時期的なものといい、その知人がひょっとして今日あたり別荘に来ているのではないかという予感がしたのでした。

一瞬ハンドルをそちらに向けようかな?と思ったものの寄り道する気持ちの余裕がなかったのか蓼科方面に走ってしまった。

ここからの道は以前にもスキーやら仕事やらで何度も通っているので良く知っている道、のはずなのだが新しい道ができて変わっているところがあったり、バイクで走る感覚が違うのか思ったよりも早く蓼科方面と白樺湖方面の分岐まで来てしまった。

分岐のすぐ手前でガソリンスタンドを見たので引き返してガソリンを入れようとしたのだが、なぜか戻って見たもののスタンドが見つからない。

山道に入る前にガソリンを補給しておきたかったのだが仕方ない、確か蓼科温泉あたりにもスタンドがあった記憶があるのでそちらに向かう。

ビーナスラインに入ると登りのワインディングロードになりバイクは楽しい。ガソリンスタンドも記憶通りあったのでガソリンを満タンにして山道を登る。

見覚えのある道をぐんぐん上がりピラタスロープウェイとの分岐を右に見て通過し白樺湖方面に向かう。ここからの道は三十年以上前に来て以来。山も深くなりアップダウンもカーブも山道らしくなって来てバイクで走るには楽しい道だ。

日曜日とあって時折乗用車に道を塞がれたがみなさん先に行って、と道を譲ってくれるのが嬉しかった。

しばらく走ると見晴らしのいい駐車スペースに車が何台か止まっていたのでそこに入り一休みしながら写真を撮る。

この先からは道は下りになり白樺湖に向かう。途中カラマツ林の新緑があまりにも美しいのでバイクを停めて写真を撮る。足元にはタチツボスミレがたくさん咲いていた。

 

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さらに森の中を10分ほど走ったら視界が開けて白樺湖に出た。ちょうどいいところにコンビニと大きな駐車場があったのでバイクを停め昼食をとる。ベンチに座ってコンビニの蕎麦を食べていたら中年ハイカーの女性が隣に座って来た。一見知人の山登り好きの女性によく似ていたので話しかけたら、佐久在住の方でどこかの牧場から(聞いたのに忘れてしまった)山道を歩いて来たのだという。新緑の森の中は美しく気持ちがいいが熊が出そうなのでラジオを大きな音で鳴らしながら一人歩いて来たと言っていた。今日はここまで歩いて夫が車で迎えに来るのを待つのだとか。山国に住んでいると気軽にハイキングが楽しめていいなあと羨ましく思った。

 

小一時間休んで疲れも取れたので白樺湖からビーナスラインに入る。

右に霧ヶ峰の山々左に八ヶ岳連峰、蓼科山、遠くに甲斐駒ケ岳などを見ながら視界の広い山道のワインディングロードを軽快に走るのは最高に気持ちが良いのであるが、日曜日のこの日は車も多く少しゆっくり目に走る。

霧ヶ峰側の山は森林限界を超えているのか笹の草原でなだらかな山並みが続く。このあたりの風景はおよそ30数年前に仕事の撮影で来て以来すっかり惚れ込んでしまいたびたに訪れていた。宮崎駿監督の千と千尋の神隠しでトンネルをくぐった家族が広い草原いでる風景はこの辺りの風景を参考にしているらしい。今はまだ緑が出ていないので雰囲気は少し違ったが、なだらかな斜面がおりなるように続く山並みは美しい、もう少しするとあちこちにレンゲツツジの花が赤く点在締めを楽しめさせてくれるのだが少し早かった。

見晴らしのいい駐車場に停まり写真を撮りながら小休止。八ヶ岳、蓼科山、北アルプスの山並みも霞んで見えた。

 

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ここからは下り道に入りうねる様にカーブが続く楽しいコース。あいにく車に通せん坊されてゆるゆるとおりていったがそれでも気持ちが良い。

30分ほど山を下ると諏訪野町に降りる。この日は下諏訪の友人宅に行く予定だったが約束の時間に少し早かったので諏訪湖を一周してみることにした。ところが標高700メートルあるにも関わらず諏訪の盆地は気温が高く走っていて暑い。

初めて走る岡谷側の湖畔道路を行くと諏訪湖から天竜川に流れ出す水門があり、そのすぐ横に弁天様がありちょうどお祭りをしていた。

湖畔道に出る道を手探りで探しながらもなんとか湖畔に出て入って行くと間も無く見覚えのある美術館が見えてきた。確かここを曲がると友人宅のはずと曲がって行くと見覚えのある道が現れ無事に友人宅に到着。

午後2時、およそ200キロの走行。年寄りライダーとしては一日このくらいの距離を走れば十分なのであります。

この日はおよそ一年ぶりに会った友人と遅くまで飲んで寝たのでありました。

 

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2019年3月22日 (金)

早春の箱根ツーリング2019

暖かくなってきたしお天気も良かったので箱根にツーリングしてきました。
横浜の我が家からは同じ県内なので二時間もかからずに行ける距離です。
平日の朝7時過ぎに家を出て近所のガソリンスタンドで給油し満タンに。
行きのルートは国道一号線に出て藤沢橋経由で海辺の箱根駅伝コースを走り、途中から西湘バイパスを走るコースです。
西湘バイパスに乗るまでは朝の混雑でノロノロでしたがバイパスに入った途端ガ〜ラガラに空いていました。
途中国府津のパーキングに入ったらバイクがたくさん止まっている。箱根伊豆方面に行くライダー達はここで一服する人が多いのでいつもたくさんのバイクを見ることができるんですね。
この日のバイクは傾向としてデカイ排気量のバイクが多かった。
1000cc以上のバイクが多く車体もエンジン音もデカイ。
僕のヤマハのMT09も850ccあるんですが車格が小ぶりなせいもありデカイのに囲まれたらおチビバイクに見えてきた。
ちくしょう!止めるところさえあれば俺だってもっとデカイの乗りたいのに!と羨ましがりながら一服。
ここから小田原へ抜け箱根ターンパイクに入ります。
ターンパイクは巨大な市道のようなもので企業が所有していて有料道路なんですが、ただの箱根新道よりも交通量も少ないし道のウネウネもいい感じなので料金所で520円払ってさあ出発、制限速度50キロの道を快適に走って行くと、山を登って行くにつれて寒くなってきた。
途中伊豆方面がよく見える駐車場で写真を撮りながら休憩していたらポルシェだのフェアレディZだのその他会社のスポーツカーがすんごい勢いで走り抜けていった。
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そこから少し走ったら頂上の大観山。ここでまた休憩して芦ノ湖を眼下に富士山が見える観光写真的なものを撮ったり、次々とやってくる他のバイク集団を見たりして一休み。時間はまだ9時。
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帰るには早いので芦ノ湖まで降りて海賊船を見ながらまたまた一休み。なんだか休んでばかりで走っている時間の少ないツーリングだなあ。
流石にまだ観光船も動いていない時間だったので観光客の姿もまばら、中国語も乗船案内の録音されたものしか聞こえてこない。
春先とあってまだ空気も乾燥して住んでいるので富士山が頭を出しているのが綺麗に見える。
昔はよくここの鈴木ボートさんで船を借りてバス釣りをしたなあ、なんて懐かしんだ。
いつまでも懐かしんでいてもしょうがないので出発し、今度は箱根スカイラインを通って湖尻方面へ走ります。
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箱根スカイラインも走るのは15年ぶりくらい、もちろんバイクでは初めて。
駿河湾が一望できたり富士山を真正面に見たり、いいロケーションのパーキングがあるのでそのたびに止まっては写真を撮った。
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たまたま居合わせた二人組に声をかけて写真を撮ってあげたら、お礼に僕の写真を撮ってくれた。バイクと一緒に写ってる写真て、一人でバイクに乗っていると意外に少ないので嬉しい、ロケーションもいいし。
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箱根スカイラインのウネウネ道を快調に走り湖尻へ。
ようやく観光船も動き出し外国人観光客も賑わってきた。
この辺りも昔はバス釣りによくきたところなので懐かしい。
湖尻からは御殿場を通り足柄峠に向かうことにした。
高速道路にはあまり乗りたくないし時間もまだまだたっぷりあったので遠回りしたのだ。
芦ノ湖から仙石原を抜け峠を抜けて御殿場に降りたところで突然右側に見覚えのある風景が目に飛び込んできた。
管理釣り場の(釣り堀ともいう)東山湖ではないか。ここも30年くらい前、まだ世の中に管理釣り場があまりなかった頃、冬のバスのオフシーズンによく通った懐かしい所。思わずハンドルをそっちに切って覗いてみましたよ。
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富士山を正面に見ながら竿をふる釣り堀で誠に気分が良い。
どのくらい釣れているのか釣り人たちの様子を見ていたらルアーの人は厳しそうだったけれどフライのルースニングでは入れ食いだった。
バイク用にフライのコンパクトロッドを買ったので今度来ようっと。
しばしライダーから釣り師にオツムのスイッチが切り替わってしまった。
これだけあちこち寄り道しているので時間も11時を過ぎた。
そろそろ帰路にと足柄峠に向かう。
足柄峠に入ると対面通行の一車線道路なので対向車に気を使わねばならないほぼ林道とも言っていいような道が続く。
所どころに「地元者優先」という看板を見ながら対向車に注意を払いゆっくり登って行った。
金時山への登山道の入り口あたりが峠の頂上でその先下りに入ると二車線道路になるので対向車に気を使う必要もなくなり少し気楽になる。
下り道はヘアピンカーブの連続などあり、これまで走ってきた道の中では一番エキサイティングだった。
カーブにはドリフトしたと思われるタイヤの痕跡が多数あり曜日と時間によってはその手の車がガンガン飛ばしていると思われる。
僕はガンガン飛ばすこともなくおじさんらしくマッタリと下りを安全走行して南足柄市内へ入る。
この辺りで肩が痛くなってきた。どうやら無駄な力を使っているらしい。まだまだへたっぴライダーなんだよ。
大井松田から東名高速に乗ってすぐに秦野中井パーキングで休憩。
お腹が空いたのででっかい肉まんを買ってベンチに座って日向ぼっこしながら食べた。
ここからは家まで一気に帰るので十分に休憩をとって出発。
頑張って100キロ出して圏央道の海老名出口まで走り、そこで高速を降りてからはいつもの走り慣れた下道を通って無事に帰宅しました。
走行距離191キロ。時間にしておよそ6時間という半日ツーリングだったのですが結構くたびれた。一日に走った距離としては過去最高ね。
もう少し暖かくなったら伊豆半島一周ツーリングも考えていたのだけれど、1日200キロ走るくらいが限界なのかなあ、などと思うのでありました。
この時期は空気が澄んでいて景色は最高にいいですね。富士山をいろいろな場所からくっきりと見ることができた。
新緑の季節になったらまた出かけてみようかな。
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2018年11月 2日 (金)

丹沢方面にプチツーリング

この7月にバイクを買っていまが一番ツーリングにいい季節だというのに体調がイマイチでなかなか乗れず、秋の晴天を羨ましく眺める日々が続いていたのですが、今朝は珍しく体も軽く気分もいいのでチャンス!とばかりに出かけてみました。

目指すはこの春にも行った道志渓谷経由で山中湖というルート。

朝八時半、ガソリン満タンにして出発。
朝の混雑を通り抜けて圏央道海老名インターに向かう。
三十分くらいで抜けられるかと思ったら小一時間かかってしまったけれどなんとか高速に乗っていざ相模原インターまで一気に!と思ったら今度は事故渋滞。

なんだかんだで国道413号線の道志道に入る頃には十時を回ってしまった。
道志道に左折するときに「山梨方面直進→」という看板を見て「あれ?」と思ったのだけれどそのまま左折して道志道に入る。

ここからは信号機が少なくて快適なライディングが楽しめるのでウキウキになる。ところが山道に入った途端空気は冷たくこの服装で山中湖はちょっと無謀かな、と後悔しつつも走り続ける。

しばらく行ったら「青野原より先通行止め!」の看板があり、同市に抜けられないことがわかり、左折の時の看板の意味もわかった。それでもせっかく来たんだからどこまでいけるか行ってみようと走って見たがすぐに「これより先通行止め」とあり工事の人が引き返せと身振り手振りで合図しているのでUターンする。

このまま帰ってもつまらないので、道を戻りつつ途中から宮ヶ瀬ダム方面に曲がり、ヤビツ峠を回ってみようとルート変更。

宮ヶ瀬ダムの駐車場で一休みして、いざヤビツへと出発する。
ところがヤビツ峠方面に右折するところにもまたまた「この道通行止め!」の大きな看板が。おそらくこのあいだの台風の影響だと思われるのだけれど、報道されていないこういう場所でも被害は随分あったのだなあと感じさせられた。

ともあれ、またまたいけるところまで行ってみようと信号を右折してヤビツ方面に入る。
この道は直ぐに一車線の狭い道になるので対向車に注意が必要だ。この日は通行止めだったので反対から来る車はいなかったけれど普段だったら相当注意しないと危ないだろうなあ、などと思いながら走っていると突然ひらけた場所に出て眼下に美しい渓谷が見えたのでストップし写真をとる。

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紅葉には少し早いけれど、手つかずの渓流の流れと緑の美しいこと。しばらく眺めて自撮りも試みる。

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再び走り始めしばらく行くとまたまたひらけたところに出て、今度はダムのある風景が広がった。これもとりあえず写真に収めておく。

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そこから先はさらに道路が狭くなりいかにも林道という感じ。舗装はされていますけれどね。路面には木の葉や落石などが所々に散財するので注意しながら登って行くとさほど走らないところで「この先通行止め!」と柵で道が止められていたのでまたまたUターンする。

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下って行くと二台のバイクにすれ違った。僕みたいなライダーがいるんだなあと思いながら再び宮ヶ瀬ダムの駐車場に入りお昼を食べて休憩を取る。

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さて、この先はどうしようか?まっすぐ帰るか、それとも清川村方面のワインディングロードを楽しむか?とランチのキーマカレーを食べながらあれこれ悩んで見たが、満腹になったら走るのが面倒くさくなり帰ることに決定。

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湖から下り相模川沿いを走って圏央厚木から海老名まで一区間だけ高速を走ってサクッと帰宅してしまいました。

山を降りたら太陽が暑いくらいでこの時期のツーリングは服装の調整を考えねばいかんなあ、本格的な紅葉の時期は冬支度だなあなどと考えさせられた半日ツーリングでありました。

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2018年8月28日 (火)

ちょいと箱根までプチ・ツーリング

昨日まで殺人的な暑さが続いたのが、今日は秋雨前線のなんかに伴いお天気は曇りがちがけれど幾分涼しい日となりました。クーラーを入れなくてもしのげるくらいの気温、と言っても30度くらいあるのではありますが、それでもだいぶ涼しかった。

午前中は先日人間ドックで発見された逆流性食道炎の薬をもらいに近所の内科医に出かけた。内臓の病気など最近していないので7年ぶりくらいの通院、過去の経験から待たされて半日がかりなんだろうなあ、と推測して椎名誠の「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズの文庫本を手に医者に出かけた。

この本には椎名誠隊長のもとに集まる十数人の釣り師たち(中には全く釣りをしないものもいるが)の珍騒動が書かれていて読んでいて飽きないのであります。

医者に入って早速本を取り出して夢中になって読んでいたら、いくらも読まないうちに名前を呼ばれてしまった。もっと読んでいたいから後に回してくれ、とも言えず診察室に入る。

痛みとかないんですか?と先生(女医さんね)。なんにもありません、と僕。人間ドックの胃カメラで撮った写真を見ながら、とりあえず胃酸を抑える薬を出しましょうね、でも症状がないんじゃいつまで飲んでいいか分かりませんね。数ヶ月後に胃カメラを飲んで様子を見るか来年のドックまで飲み続けるか、と先生(女医さんね)がおっしゃるので、胃カメラ嫌です!と意思表示した。

なんて言う感じで診察も終わり会計も終わり、これまた待たされるであろうと思っていた調剤薬局もすぐに薬が出てきて拍子抜けするほど早く終わってしまい、家に帰ったらまだ11時前。

まるまる半日あるなあ、何して過ごそう?いつものようにダラダラとサックスの練習でもするか?でも、今日過ごしやすいし、と頭の回路が回ってきた時に、涼しい→バイクが快適!とピンときた。そうだ!バイクに乗ろう!今からだったら箱根くらいいけるだろ?とスマホのナビを箱根の大観山に設定したら、一時間半くらいでいけると出て来た。

ようし、大型バイクで箱根デビューだ!と思いたったら即実行。
あれこれ支度して12時ちょい前に愛車ヤマハMT09にまたがり横浜の家を出発。
平日の下りなので道路も流れていて、およそ一時間で西湘バイパスの国府津にあるサービス・エリアに到着。海の写真を撮ったらレストランでカレーライスを食べて腹ごしらえ。

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サービス・エリアを出て程なく走れば眼前に箱根の駒ケ岳がどおんと迫ってくる。西湘バイパスから箱根新道に入り登り道になる。高速道路は真直ぐだしスピードは出さなくちゃならないしあまり好きじゃないけれど、山道のワインディング・ロードは大好きなのでここいらあたりからがお楽しみ。

ところが遅い大型車を先頭に渋滞したりしていて、なかなか快適なライディングとはいかない。箱根新道から分岐して大観山方面に左折したところからがカーブの連続で楽しくなる。

スピードを落としすぎた時はスロットルを開けると気持ち良くエンジンが吹け上がってくれるのでストレスが全くない快適なライディングなのでありました。

大観山の駐車場についたのが12時半過ぎ頃。
芦ノ湖を見下ろしながら写真を撮る。

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お天気が良ければ目の前に富士山がどおん!と見える最高のビュー・ポイントでありますが、この日はお山は雲の中。
真っ黒のメルセデスのオープンカーに乗った中年男とお姉さんの怪しいカップルをチラ見しつつベンチで一休み。

疲れが取れたところで芦ノ湖畔の元箱根まで降りていく。箱根駅伝の往路のゴール、復路のスタートのあの海賊船のとまっているところですね。


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湖畔の駐車場は平日なのに満車状態で観光客もたくさんいる。
海賊船の観光船乗り場では中国語の案内が流れていた。

そんな風景を写真に収めてバイクのところまで戻ってきたら、ちょうどいい具合に観光客のおっさんが通りかかった、いや男性がいらしたので写真をとっていただく。あとで気づいたのだけれどバイクにまたがってとってもらえば良かった!まだバイクにまたがってる写真が一枚もないんですよう。

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なんて事しているうちに雲行きが怪しくなってきたので下山することに。
帰りは旧道の一号線を畑宿経由で降って行きました。
こちらの方が箱根新道より車が少ないし、道も細かくうねっていたので楽しめましたよ。ただし狭いのでスピードは出せませんけれどね。

山を降りたら一気に西湘バイパスに入りここできた時の道に戻り退屈な西湘バイパスと海沿いの国号134号線を走るだけ。湘南を満喫できるコースなんですが日頃海の方から富士山を背景にした湘南の海を船の上で見ているのであまり大きな感動はない。

サービスエリアで帰りも一休みして水分補給。
ここからは一気に家まで走ります。4時ちょい前に自宅着。 運のいいことに家が近づいたあたりからポツリ、ポツリと降り始め、バイクを車庫に入れた途端に雷がなって本降りになりました。なんだかついてる。

往復でおよそ150キロメートルのプチ・ツーリング。お手軽半日ツーリングとしては楽しめたかな。今度はもう少し時間に余裕を持って、箱根の山道をたくさん走ってみたいと思います。


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2018年7月19日 (木)

猛暑の中のバイクライフ

先週やっとこさ手に入れた憧れの大型バイク、ですが。
猛暑続きで暑くて乗り回す気になれない!

乗るとしたら早朝か夜くらい。でも、朝っぱら早くからバイクを乗り回す元気もないし、夜の真っ暗な中を走っても楽しくないしで、やっぱり乗る気になれない。
とりあえずはバイクライフを楽しめるように諸々のオプションをつける計画を実行することにしました。

まず、一番欲しかったのはリアのトップケース。
バイクの後ろに黒い塊のようにくっついているあのケースね。
あれは付けた途端にバイクはおっさんバイクっぽくなってしまうのでちょっと考えたのだけれど、荷物を全く積めないバイクというのは道具として役に立たないので取り付けを決心しました。

知人のバイク乗りですでにケースをつけている方からアドバイスを受けてサイズを決め、暑い中ナップス横浜店(バイク用品の大型専門店)に出かけましたよ。

開店10分前に着いたら、すでに数人のお客さんがタバコ吸ったりしながら待っている。暑いので建物の日陰を探して移動しそこで開店を待ちました。

10時ちょい前に気を利かせてくれて開店。
すぐさま入り口でいらっしゃいませしていたお兄さんをつかまえて、このバイクのキャリアに着くケースでこのくらいの大きさのヤツをください。と伝えたらバイクのキャリアの形状を見てすぐに案内してくれた。

チョイスはさほどないのですぐに、んじゃあこれください、という感じで決定。ついでに取り付けも、ということで速やかに手続きして取り付けをお願いしました。

取り付けの間にスマホをカーナビ代わりにするためのケースとアタッチメント、それに電源など見て、さらに真夏用に涼しいジャケットはないものか?と夏用のメッシュジャケットなど見て回りました。

メッシュジャケットは一着薄手でプロテクターの入ったのがあったけれど、色が気に入らないのでためらってしまった。あと一ヶ月半くらい我慢して暑いジャケットで乗ろうか、のツノを我慢しようか、と悩んだけれどなるようになれ!と買うのをやめスマホケースだけ買いましたよ。

そんなことしている間に取り付けは終わり指出しのアナウンス。
行ってみると我がバイクにケースがついて見事におっさん臭くなっている。
使い方の説明を受けた上に、よくやるケースでの失敗も教えていただいた。

失敗その一は、乗り降りの際に足をシートの後ろ側から上げて回しこもうとして、足先がケースに突っかかってバランスを崩しコケる、というパターン。
これは意外とよくある話らしいので笑えない。聞いておいてよかった。

失敗その二は二人乗りをした時に後ろの人がケースに寄りかかって力が加わると、ケースを取り付けているバースがプラスチックなので破損してケースが脱落するという話。これもタンデムはまずないと思うけれど、もしもの時のために聞いておいてよかった。

最後は一番ありがちな失敗で、車の横をすり抜ける時にふらついてケースが車に当たってしまうというもの。47リットルもある横に大きなケースをつけたのでこの可能性が一番高いので要注意です。

以上をお伺いしてナップス横浜店から家まで、すり抜けだけは緊張してあまりやらないようにしながら帰宅。

一服した後スマホホルダーを取り付けたらなんだかツーリングに行きたくなってくるじゃあありませんか。ケースには一泊分くらいの荷物は入るし、スマホはカーナビになるしで。

そんなわけで装備は充実しつつあるのであとは涼しくなるのを待つばかり。
こんなに秋が待ち遠しいのも初めてだなあ。

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