徳之島産のコーヒー豆の遭遇!@エノカフェ徳之島店
東京は雪が降っているというのに春の日差しがポカポカの徳之島での釣行二日目。
今日は風も収まり沖のカンパチポイントに出られるというので朝早く起きたのであります、そいうよりそもそも普段から朝5時には遅くとも起きてしまう生活をしているので、自然と目が覚めてしまい眠れない、といった方が正しいか。
ともかく目が覚めてしまいやる事がないので朝のルーティンになっているコーヒーをごりごり挽いて淹れるのでありました。
前夜の夕食の際に民宿の女将さんにお湯沸かしていただけますか?とお願いしたら5時過ぎなら良いですよ、と快くお返事をいただいたのでいつも釣り遠征に持っていくコーヒーセット一式を手に食堂に行く。
宿のご主人が朝食の支度をしていたのでお湯をお願いし、早速腰にセットしたファティングベルトに筒状のコーヒーミルをセットしてコーヒーをごりごり始めたら、気付かないうちにご主人がその姿をビデオに撮影していて後で見せてもらったら、なんともおバカな己の姿に呆れ果てる。
それでも美味しいコーヒーが飲めればいいのだ!
とコーヒーを淹れている所にタイミングよくジギング王やヨッシーさんが起きてきた。
淹れたコーヒーをまずは宿のご主人にご賞味いただきそれからみんなでいつものように飲んだ。
いつもと違うのは船の上ではなく宿の食堂というところ。ここ、エノカフェ的にはどこでコーヒーを淹れるのかというのはとても大事なポイントなんですけれど八重丸さんには湯沸かしポットも魔法瓶もないので仕方ない。
宿のご主人にエノカフェの話をしたら今度船長に話しておいてくれるといってくれたのが嬉しい。
さらに嬉しいことに、ご主人、奥からビニール袋に入った物を持ってきて僕の目の前に差し出し、これ徳之島で採れたコーヒー豆なんですけれどどうしていいのか分からないので差し上げますよ、と気前のいいことをおっしゃる。
なんでも近所の方の農園でできたコーヒー豆でいい値段がするらしい。さらに自分の土地にも二百本!のコーヒーの木を植えたとおっしゃる。
でも、コーヒー豆に関する知識は全くなので、、、とおっしゃるところもなんだかすごいじゃないですかあ。
僕も生豆になってる豆ならあとのことは何とかできるけれどもコーヒーのタネの状態から生豆までにする工程は何となくぼんやりしか知らないので、いただいた豆を家に持ち帰りいろいろ調べてやってみた結果をご報告します、ということにして半分ほど豆をいただいた。
朝から思わぬ展開で盛り上がってしまい(俺だけだけど)この島に来た目的の半分は達せられたような物だといい気分になった。
さあ、釣りに行こうか!とうころになってようやく定刻通りに食堂にやってきた引率のY店長が、みなさん早いですねえ、なんていうのを聞きながら気もそぞろにお茶をいただいていたのでありました。
定刻7時に宿を出発、すぐそばの港まで宿の車で送っていただき出船!
沖のカンパチポイントまで走ること約一時間。
海は昨日の風によるうねりが残っていていい塩梅に揺れてくれた。
珍しくロックンKさんが船酔い気味でぐったりした顔をしている。
最初のひと流し、ワクワクしながらジグを落とす。
水深はおよそ100m。ジグが着底するのを待ち着底後糸を巻き上げる、すると何だかおかしな感触。
二枚潮がキツイようで糸がかなり弛んで出ていっているのがわかった。
何度かしゃくってみたけれどノーマルギアのリールをつかていた僕は、ジグが動いている感じが全くしないのでハイギアのタックルに即交換する。
今度は行けるだろう、と思い着底後しゃくりはじめるが上手くジグが動いているのかどうか自信がなかった。
最初の流しは誰もアタリなく流し替えるがどうもそこの潮が動いていないようでカンパチの活性は低かった。
少し場所を移動しながらしゃくること一時間、誰にも反応がなく渋いですねえ、と思い始めたその時、よっしゃきた!とロックンKさんの声。
竿は大きく曲がり、カンパチカンパチ!と言いながら嬉しそうにいとを巻いているじゃあないですか。
いいなあ、とみている暇なんかないんです。カンパチは一匹食うと連鎖反応のように食ってくる事が多いので次は俺だ!とKさんが写真を撮ってる間も必死にしゃくったのでありますが、手元には何の感触もなくこの流しは終わってしまい、船長の上げてえ、という声でいとを100メートル巻き巻き。
次の流しに移っていったのでありました。
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