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カテゴリー「Fishing」の記事

Fishing

2020年2月20日 (木)

与那国島ふたたび その1@太郎丸

暖冬で暖かい日が続くこの冬だが、さらに暖かい南の島、与那国島に遠征釣行に行くことになった。なんて書くと急に決まったみたいだけれど、去年の1月に募集があった時に決めていたので、やっと行くことになった、というのが正直な気分。

実は与那国島には2016年の4月に行っている。その時はカンパチの入れ食いとサメの猛攻とのタタカイであった。と本ブログに書かれているのを読み返してみた。

同時にその時に悔しい思いをしている。水深250mのカンパチを釣った時に思いジグとそれを使える竿を持っていなかったので、先に思いジグを落としたジギング王に三連荘でカンパチを釣られてしまったのだ。しかも最大は25キロオーバーという大物を!

釣行から帰ってきた僕が次こそはこの悔しい思いはしまいと思っていたところに、ルアーショップEbb&Flowの店長から、この竿を持っていれば大丈夫ですよ〜、と甘く囁かれてリップルフィッシャーの5610という太くて硬い竿を即買いしてしまった。その日から早く与那国に行きたい!と思っていたのだが諸事情あってやっと今年行けることになったのだった。

そういう意味では僕にとっては待ちに待った与那国遠征なのだが、世の中、新型コロナウィルスの拡散で「今は旅なんかしている時じゃないよう」的な空気に水を差されつつも、日本最西端の島までコロナウィルスは到達していまい。途中、羽田空港という危険地帯は通過するけれどそれほどナーバスになることもあるまい、それよりもデカいカンパチが俺を待ってるぜ!とばかりに出かけて行くことになったのでありました。

そして2020年2月13日の夕刻、羽田空港に集合した怖いもの知らずの釣りバカ6名は、いつもの大量の荷物を預ける搭乗手続きにかかる時間にイラつきながらも保安検査場で危険物およびライターなどを没収されることもなく無事飛行機に乗り込み那覇に向かって飛び立ったのでありました。

 

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今回は行きは羽田から那覇に飛び一泊し、翌朝の一便で那覇から与那国空港まで飛ぶという行程。

事前に与那国まで送ったのはドカット(釣具箱)だけで釣り竿は手持ちで持っていくことになったので少々荷物が多かった。というのも横浜から与那国に荷物を送る手段は「ゆうパック」くらいしかないのでこれで送るのだがたいそう時間がかかる。早くて1週間くらいは見ておく必要があり、万が一荷物の中にライターや電池、ライフジャケットのガスボンベなどが入っていたら船便に回されてしまいいつ到着するか分かったもんじゃない。実際前回の遠征時にはジギング王のドカットが一月前に日にち指定で送ったにも関わらずなぜか石垣島で止まってしまっていたという事件もあったのである。

夕刻5時過ぎに羽田を飛び立った飛行機は8時に無事那覇空港に着いた。空港ではいつもお世話になっている大型タクシーのおじさんが待っており、みんなと荷物をのせてホテルへ直行。歓楽街のど真ん中のビジネスホテルへ到着後は即食事へ向かった。

引率のエブフロ店長が見つけてくれた店は「てびち屋」という看板がかかっていた。

てびち、ってなあに?と思いながらも沖縄っぽくていいなあと入ってみたら豚足のお店だった。

壁には所狭しとてびち料理のお品書きがかけられている。豚足というと東京あたりで出てくるのは茹でた豚足を酢味噌で食べるというのが一般的だが、翁はのバリエーションはすごかった。

あげてびち、黒糖あげてびち、あげてびちシークァーさ、てびち刺し、肉てびちおでん煮、当店一押し、やみつきてびちなる物まである。あげてびちは唐辛子のツケ具合で黄あげてびちと赤あげてびちというのもあった。

豚足大好きの僕は小躍りをして喜んだのだが、メンバーの中には豚足は苦手、という人もいたかも知れない。

 

あ、そうそう、今回のメンバーを書き忘れていた。

今回は総勢6名、毎度おなじみジギング王、引率のエブフロY店長、年一くらいで一緒になるドベさんとは昨年6月の男女群島以来。そして数年ぶりに一緒に行くナベテツさんに遠征は初めて一緒になった巨漢マッシー、そして僕なのでありました。

とりあえず那覇到着の乾杯をしてからは「てびち責め」にあう。責められても責められても「ああ、いいわあ」と快感の連続となるてびち責めだった。どの肉もプリプリのコラーゲンたっぷり肉。味付けもそれぞれ趣向を凝らしているので飽きない。

てびち刺しは生ではなくて火を通したものであっさりして美味しかった。さらにてびち以外にも、沖縄定番のゴーヤチャンプルにそうめんチャンプル、霜降り石垣牛炙りにぎり、や石垣牛のステーキなどの贅沢品も注文し、飲み物もビールから泡盛へと初日から快調に飛ばして行ったのでありました。

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てびちで胃袋が満たされた後は翌日の朝食と昼食を買いにコンビニに立ち寄り色々買い込む。なんたって与那国島まで行ってしまうとお弁当の種類は限られるしサンドイッチなんてものはないのだ。

買い物を終えると僕はホテルに直帰して即寝た。一部てびちだけでは物足らない方々はステーキ屋さんに足を伸ばしたらしい。

 

翌朝は6時過ぎロビー集合。

7時15分那覇発、与那国島行きの便に乗り込む。ボンバルディアのプロペラ機だ。

天候は曇り、およそ1時間のフライト中は風が強く飛行機は揺れ続ける。着陸できない場合は石垣島に行くとのアナウンスが流れて不安を募らせたが、左右上下にふらつきながらも飛行機はなんとか与那国空港に着陸した。パイロット氏に拍手!CAのお姉さんも可愛かったぞ!

 

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空港で待ち受けていたのは今回お世話になる太郎丸の船長とその息子さん。

車に第二釣具その他の荷物と我ら6人を乗せて素早く港近くのロッジ風の宿に向かう。

荷物を下ろしたらすぐに釣りの支度をしてすぐ近くの港までさおだけ手にして歩いて向かう。

風は強いし小雨も降っていたがなんとか船は出られるそうだ。

 

最初は水深200mの所をやります。と引率店長から告げられ一同気合が入る。船は間も無く出航し静かな港の海から荒波の外海へと出て行ったのでありました。

 

写真提供:Ebb&Flow,

    

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2020年2月 9日 (日)

EnoCafe壱岐・対馬店@サンライズ新海

毎度おなじみの?エノカフェでありますが、今年最初のエノカフェは昨年末と同じく佐賀県呼子のサンライズ新海号での開店でした。

今回の行き先は壱岐・対馬方面なので船は同じでも開店する場所は違うわけであります。

 

今回船に持ち込んだのはコスタリカとコロンビアの中米の豆二選であります。

コスタリカはコクを楽しみコロンビアはそこに酸味が加わるといった味のラインナップ。

今回も釣行前日に家の台所でカセットコンロを取り出して、シャカシャカと生豆の入った網をシェイクして入魂の焙煎をしてまいりました。

 

釣行初日は七里が曾根あたりの会場での開店でした。

この日、朝一にいいサイズの魚をバラした僕はその後全くアタリなしで釣り的に大変渋い状況にあったので、気分転換も兼ねて淹れました。

幸い海も凪で船の中の小さなキッチンをお借りして微妙な船の揺れとタタカイながらこぼすこともなくうまく淹れましたよ。この時淹れたのはコスタリカ。

豆をゴリゴリ引く時には長細い筒状のコーヒーミルがちょうどすっぽり入って固定できるカーペンターのギンバルの出番であります。最近の釣行では僕のギンバルはすっかりコーヒーを引くための道具になってしまい、魚とのファイトで使ったのはいつのことやら、遠い記憶の彼方に薄れてしまってるほどなのであります。ギンバルは僕にとってはコーヒーを入れるための道具になってしまっているわけですね。

カーペンターの皆さんごめんなさい。

この日は2匹釣り上げて満足して寝てしまったヤッシーさんを除き他の釣り師の方は全体的に渋い状態だったので、コーヒーブレイクがいい気分転換になったようであります。

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2日目は対馬の厳原港にて出船前の開店。
この日はコロンビアを淹れました。揺れを気にせず淹れたので万全であります。
まだ真っ暗な冬の朝6時に船に乗り込み寝ぼけ顔の皆さんでありますが、このコーヒー一杯で眠気も覚めてやる気も出たようであります。

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3日目は壱岐の港にて、この日もまた出港前に揺れのない船の中で余裕のエノカフェ。
4人用のドリップに無理やり6人分くらいの豆を挽いて入れるので少しお湯を入れただけでもドリッパーからコーヒーが溢れ出そうになるのですが、そこはこの三年間の経験で技術が向上し問題なく淹れることが出来ました。

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マイカップを持ち込んでくださる方も徐々に増えつつあり今後もエノカフェは各地に展開していくので、いや開店していくのであります。

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船の上でシマノの別注平政新海カラーというサンライズさんのオリジナルルアーを買ったら船長がサインしてくださった。
そこにはEnocafeさんへと書かれている。
サンライズ新海号ににとってエノカフェは根付いてくれたようでとても嬉しい。部屋に飾っておこう。

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次回はおそらく日本最西端の島、与那国島での開店となる予定であります。さあて、何の豆を用意しようか。
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2020年2月 8日 (土)

アジ釣りでハモノを狙ってみた@広川丸 走水港

昨年知り合って海上釣り堀でご一緒して以来エサ釣りに何度かご一緒させていただいているH夫妻から、走水の広川丸さんが三月いっぱいでやめてしまうのでその前に釣りに行きましょう、と誘われた。仕立てでの釣行らしい。

広川丸の船長さんはとても気さくな方で前回一度行った時にも色々釣りの話をして、僕のルアー釣りにも理解を示してくれたので嬉しかった。その時にもまたきてください、と言われていたので今回のお誘いには即答で「行きます」と返事。ついでにわがまま言ってルアーもやりたいと話したら、仕立ての幹事をしてくださったJさんが、これまた太っ腹な方で、新顔の僕にオオトモの釣り座とルアー OKのお返事をくださった。

僕の立てた作戦は、まずはアジ釣りをやってハモノのヒラメやサワラがきたらルアーでそれを狙おうというもの。

前日にアオイソメを買いに釣具屋さんに行きてに入れると、帰宅してルアー用の竿をベイトとスピニング一本づつ用意した。

まあ、よく言えば臨機応変、悪く言えばなんでも屋なのであります。正直言って、釣りはエサだろうがルアーだろうが釣れたら楽しい。

 

さて当日、H夫妻を拾って走水港へ、時間通りに到着すると既に大方のメンバーは揃っていた様子。食べ物と飲み物をコンビニで買って港に入る。

船に乗る前に皆さんに挨拶し、ルアーやるけど邪魔しないようにしますので、たくさん釣れたら魚あげます、などと話す。こういう、釣れたら話をするとだいたい釣れないものなのだ。釣った魚で宴会をやろう、などと店を予約するとだいたい釣れずに予約取り消しということがままある。

 

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この日の天気は晴れ予報だったが西風が午後に向けて10m以上服というのでちょっと心配。

船に乗り込んで釣り座を確認したら釣り仕度が始まるのだが、僕だけ一人でルアーのセッティングをしていた。

ここでのエサ釣りはビシ釣りといって、ビシと呼ばれる錘のついたナスくらいの大きさのカゴにイワシのミンチを詰め込んで海中に落とす。ビシには50cmくらいの弓形の天秤がついていて、片側に竿からの道糸を結び、もう片方に針のついているハリスを結ぶ。びしはその中間よりも少し道糸寄りについている。

エサはイカタンと呼ばれる食紅でイカを染めて米粒の半分くらいに細かく切ったものをつける。

ビシと天秤、針一式を海に投入しタナまで沈めたら竿をしゃくってイワシのミンチをビシから振りまき、そのミンチの煙幕の中にあるイカタンにアジが食いつくという仕掛けなのであります。

 

僕がルアーをセットするのを見ていたお隣の船の人が話しかけてきたので、サワラとヒラメを狙うんです、と意気込みを語る。そんなんで釣れるんだあ?と興味津々でキラキラ光る小魚の形をしたルアーを見ていた。

 

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さあて出船。エサ釣りの仕掛けを素早く作って最初のポイント到着。

水深60m、そこから1m巻いて竿をしゃくる。ということは錘と天秤の位置からさらに1m以上の長さで垂れ下がっているエサの付いた針は海底についているかもしくはギリギリを漂うことになる。

初めて間も無く僕の右隣に座ったH夫妻のH妻さんが早速アタリがありアジを上げてきた。10㎝程の小型のきれいなアジだった。

しばらくはエサ釣りに集中しようと僕もそこから1mのタナで竿をしゃくってコマセをばらまく。

何度かしゃくるとコマセのイワシミンチが空っぽになってしまうので、仕掛けを回収して再びミンチイワシをたっぷり入れたビシと共に仕掛けを落とす。という作業を繰り返す。

何度目か、落として竿をしゃくり、イワシミンチの煙幕がフワ〜ッとエサのついた針を囲むように漂う姿を想像しながらアタリを待っていると、竿先がブルブル!と震えた。来た!アジだ!と、そこで慌てて仕掛けを巻きあげずに少し待つとさらにブルブル!と来た。二本の針にアジがかかったな、と思わずニヤリ。慎重にあげてくると思った通り小型のアジが2匹ついている。

やった!釣れた。最初の1匹はいつでも嬉しい、ましてや二匹一度に来れば倍嬉しい。

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ちょうどその時右隣のH夫がマトウダイを上げ、少しおいてその隣でH妻が糸を巻き上げているが何やら大きく竿がしなっている。これはもしや!と思って見ていると予想どうりヒラメがついていた。
1kg弱のヒラメだったが美味しくいただくには十分のサイズ。ちょっと羨ましいぞ。と思いつつテンションが上がる。

上がったテンションをそのままにすぐさま次の仕掛けを投入して竿をしゃくりアタリを待つと、二、三度しゃくったところにまたまたブルブル!というアタリ。

さらにもう1匹を、と待っていると、グングングンと竿先を海に食い込ませるような激しいアタリが来た。おお!これは針にかかったアジをもっとでかい魚がかじっている様子、おそらくヒラメだろうと完全に針にかかるのを待ったがそれきりアタリは来なかった。仕方ないので仕掛けを上げてみると背中に大きなかじられた跡のついた小アジが虫の息でかかっていた。

 

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          お天気も良く風があるので富士山が綺麗に見えた

 

それ以外に船のあちこちで、かじられた!という声が上がる。

これはヒラメの巣に入ったに違いないと、ルアーをそこに落としてヒラメを狙う。

ジグ(ルアーの種類)を海底まで落として2mほどしゃくってはまた底に落とす、という動きを繰り返す。魚の形をしたジグは逃げる小魚のように海底から2mほど逃げたところで力尽きてひらひらと落ちてくる、というのをイメージしながら演出するわけであります。

ジグの動き出しと止まった瞬間、そして落ちていくときが魚が食いつくタイミングなのでそこに全神経を集中してジグを動かす。

船からできるだけ遠くに投げて、海底を広く探るのがいいのだが、竿の長さやジグの重さなどの都合でせいぜい10m程度しか投げられない。そこから船の下までしゃくり続けて回収してはまた別の方向に投げる。

繰り返しやっていたがそのうちにアジの群れが移動してしまいアジ釣りのみなさんが静まり返ってしまった。同時にヒラメちゃんたちもアジにくっついて遠足に出かけてしまったようで全く反応がなくなってしまい船は移動した。

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           話題の船が沖に向かうのがみられた             

 

移動先のポイントはアジの反応もあまりなくパッとしなかったので少しやってから大きく移動する。

移動先でではとりあえず僕はアジを狙ってみた。3mのタナではアタリが出ないのでイロイロ探っているうちに底から5mのところでアタリがあり今までより少しいい型のアジが上がったのでここを続けて狙うと更にいいサイズの30を超えるアジが上がってきた。

この2匹で自分が今夜いただく分のアジは確保できたので、先に釣った小アジをエサにして泳がせ釣りをしながら同時にルアーでヒラメを狙ってみることにした。

 

この辺りから船の周りに鵜が数話うろつき始めて釣れてきた魚を狙ってかじったりするので、船上はちょっと騒つく。同時にサワラの群れが一瞬入ったようで、道糸を切られたり、回収直前で魚をかじられたりしたので、僕も素早くサワラ狙いのジグに持ち替えて広く探って見たけれど、本当に一瞬で終わってしまった。

一方の鵜の方はしばらく船の周りをうろついて釣れた魚を狙うので、ジグを投げておいやったら僕の前だけには来なくなった。意外と頭いいなあ。食べるのに必死な姿はわかるんだけれど、釣れた魚に食いついたら針を飲んだりして鵜自身も危険なのでこういうのは追い払わねばならない。

 

さてこのように鵜と対決しながらもジグを投げては底付近を攻めながら泳がせの竿を見ていると、しばらくして竿先がガンガン!と大きく曲がる。来たあ!とルアーを回収しながらハモノのアタリを見ていたら数回ガンガン、と来た後静かになってしまった。仕掛けを回収したら針ごとなくなっている。

サバ用の仕掛けを使っていたのだがこれでは針が小さいか?とジグにつけるアシストフックを一つ付けて再び小アジを刺してエサにし泳がせ釣りにする。

またまた、同時にジグをしゃくっていたら船の近くに来たところでコツン、と何かアタった。すかさずアワせるとブルブル、っと魚の手応えがするのだがヒラメのようなズッシリした重さはなく妙に軽い。なんだろう?と思いながら上げて来たら30cmくらいのイシモチだった。

イシモチがルアーで釣れることは知っていいたけれど自分で釣ったのは初めてなのでなんだか嬉しい。

心の中で小さく喜んでいると今度は泳がせにアタリが来た!いいぞう!今度こそ針にガッチリかかってくれ!と素早く竿を手にして合わせる準備をしたのだが、二回アタっただけでし〜ん。。。上げてみると今度はエサだけ取られていた。どうも針のサイズが悪いらしい。これで餌になる小アジを使い切ってしまったので残りの時間はジグでヒラメを狙ったがとうとうアタリはなく終了。

釣果的にはアジ5匹、イシモチ1匹と寂しいものだったけれど、色々試すことができたので次の釣りに大いに役立ちそうだし、泳がせ釣りの醍醐味も感じることが出来たので中々楽しい充実した釣行となったのでありました。お天気は良かったし心配した風もそれほど吹かなかったし。

幹事をやってくれたジョーさん、その他スタッフの皆さん、誘ってくださったHご夫妻、ありがとうございました。

次は3月5日に再び広川丸さんを仕立てるというので参加表明して帰ったのでありました。

 

 

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2020年1月31日 (金)

壱岐・対馬遠征2020年1月その3@サンライズ新海号

2020年正月明けの初釣り遠征でもある壱岐対馬へのサンライズ遠征も早くも三日目となる。

この二日間の僕の釣果はペンペンシイラ1匹のみ。今年の釣りを占うような素晴らしい貧果に涙が出そうだ。ウソ!

とにかく何かいいのを1匹でいいから釣りたいんですよ。肩が痛いなんて言っていられない。

三日目の朝も6時集合出発。この日も1日の釣果を祈るように朝一エノカフェを船の上でやり、コーヒーで体を起こしてから出発する。

なんとか釣れてくれえ!

 

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最初についたのはキャスティングのポイント。最終日の朝マズメなので投げる。新調したばかりのトゥルース・ジャパンの828は投げやすかった。突然俺うまくなったんじゃない?って勘違いするくらいルアーはよく飛んでくれた。

しかし、なんぼルアーがとんでも魚が反応してくれない。西の空に満月が沈んで行こうとしていた。美しいので投げる手を休めて見入る。

 

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7時半過ぎ、今度は東の空に太陽が上がってくる。太陽が上がりきるまで投げ続けたがとうとうヒラマサは出なかった。

右肩が、もうキャスティングは勘弁してくれえ、根魚狙いに方針変更しベイトのライトタックルを持って根魚王の横に入りしゃくり始める。

しばらくしてミヨシでヤッシーさんが何かヒットさせて賑やかになった、その瞬間僕の竿にもゴン!と何かがアタる。ヤッシーさんがファイトしている間にさっさと巻いて魚をあげるとまあまあサイズのアコウだった。やっと釣りにきた気分になった。

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1匹釣り上げた安堵からか肩が痛くて釣りにならなくなってきた。休んだり釣ったりを繰り返す中で小さなアコウを釣る。小さいので空気を抜いてリリースしたがしばらくして浮いてしまった。船から離れたところに浮いてしまったので回収は無理かと思ったのだが、船長が気を利かせて船を流し帰るときに回収してくれた。黙っていてもこういうことをしてくれるのがサンライズの船長の素晴らしいところだ。こういうちょっとした事からも僕自身は小魚を無駄死にさせてしまった罪悪感から解放されて気持ちがよく釣りができるというものだ。

さて、朝マズメはこんな感じで今ひとつなので深場に移動しブリジギングをすることになった。

 

でかい魚も一本持ち帰りたい一心で重いジグをしゃくったが昼近くまでやってもダメ。肩が痛いので宿で作ってくれた弁当を食べて一休みしていたらみんな弁当タイムになった。弁当タイムに昨日船長が釣ったブリの残りを刺身にして出してくれたが、これがまた美味かった。船長ナイス!

 

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帰りの飛行機の時間を考えるともうそれほど釣りをする時間は長くない。

最後はサワラが釣れるポイントに行ってお土産を釣りましょうということになる。

 

しばらく走ってサワラポイントについて見ると船がたくさんいる。みんなサワラを狙っているらしいのだが、無線での情報ではあまり釣れていないという。

僕は何がなんでも最後のここで一本釣りたかった。三日間でアコウ二匹は寂し過ぎた。大きい魚が釣りたかったのだ。

船長からベイトはコウナゴと聞いて迷わずブルスリムの小女子カラーをセットししゃくり始める。このジグは何かを起こしてくれるジグなのでとても頼りにしている。

船からなるべく離れたところにジグを投げて斜めに引いてくる。一流し目は何も起こらなかった。船は流し変えて再びサワラポイントを流す。向こうにはサワラ狙いの船団が海に浮かんでいる。そんな光景を見ながらジグを投げてしゃくっていると、来た!ガツ!という感触とともの魚の引き。根魚とは違う走る魚の感触。おおお!これだ、僕の求めていたものは。思わず声をあげてしまう。みんなが注目する中上がって来たのは狙い通りのサワラだった。

 

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この1匹は本当に嬉しかった。自分にとっての1匹の価値がこれほど大きい魚も久しぶりだ。気持ちも釣りを始めたばかりのような、初心に帰ったような新鮮な喜びが溢れ出て来た。

 

この1匹でサワラポイントは時間いっぱいとなり、残りは帰りながらヒラマサのポイントをちょっとだけ狙って終了となる。

最後の1匹でいい気分で釣りを終えることができた。船長に、みんなに感謝。

こうして、僕にとって2020年最初の遠征は終わった。

全体に渋かったが、最初の一匹をバラしたのが非常に大きくのしかかった気がする。肩が痛いのは返ってからの治療でなんとかしよう。

呼子の港で船長といつものように握手して別れた。次は3月にまた来る予定だ。それまでには肩をなんとかしなくちゃ。

福岡空港に向かうクエ馬のフロントガラスの向こうに大きく月が昇ってくるのが見えた。今朝海に沈むのを見た月だ。なんだか同じもののように思えなくておかしかった。

 

 

写真提供:Ebb&Flow,

     サンライズ新海

    

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2020年1月29日 (水)

壱岐・対馬遠征2020年1月その2@サンライズ新海号

真冬の壱岐対馬遠征2日目の朝は対馬の厳原のホテルを6時過ぎに出る。

真っ暗な中ホテルから船まで5分ほど歩きサンライズ新海号に乗り込むと手早く釣具をキャビンから取り出し出船の準備が整う。

僕は出船前の揺れる前にコーヒーを淹れてみなさんに振る舞う。肩の痛みは昨夜厳原の薬局で買った湿布薬のおかげで治まっていた。

コーヒーを飲むと体に染み渡るように広がり体が起きてくる。さあ、今日は頑張るぞ!という気分になってくる。

コーヒーを飲みながら出船!暗い中、港を出て最初のポイントまでしばらく走る。

 

最初のポイントでもキャスティング組とジギング組に分かれて釣る。僕は朝マズメのチャンスぐらいはとキャスティングした。

しかしこの日最初のポイントも渋くなかなか魚が出ない。潮が澄んでいるせいか、流れはあるものの魚が出ない、見切られているのか?

しばらくやってダメなので大きく移動する。

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移動先のポイントではヒラマサキャスティングポイントとジギングでブリを狙うポイントを交互にやった。

この日一番いいヒラマサを釣ったのは岐阜のキタさん。ピンク色のアワビ貼の高級ガンマを惜しみもなく使い良型のヒラマサを上げた。

 

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それを見たジギング王が近寄りながら「金にモノを言わせて釣りましたね」と言ったので一同爆笑する。なぜならジギンング王こそアワビガンマを何本か持っていて一番金にモノを言わせているからだ。

キタさんは先月の五島遠征でもこのアワビガンマで一本あげていた。その時は浅場だったのでリーダーは根ズレでザラザラになって上がってきたので冷や汗をかいていたが、今回は比較的水深のある場所だったので根ズレを気にする事もなく余裕で上げてきた。

このあと、ロックンKさんも別注平政新海カラーでいいヒラマサをようやく上げた、全体的に渋いのである。ルアーへの反応はあり出るのだが針にかかるに至らないのだった。

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キャスティング組が苦しむ中、根魚王はマイペースで根魚を釣り上げる。

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本命のアコウはもとより外道でいいサイズのヒラメまで釣り上げた。

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午後になりヒラマサのキャスティングが今ひとつなのでブリポイントに移動する。ここは水深120mほどの深場。根魚王はすることがないのでキャビンでビールを飲んだりしている。

僕もこの時間になると肩が痛くなってきたので休み休み釣りをしていた。

この時期のブリは脂が乗っていてたいそう美味しい。休み休みと言いながらも僕はかなり無理しながらジグをシャクっていた。

ブリちゃんはご機嫌斜めなのか魚探の反応はバッチリ写っているのになかなか釣れない。

なんども流し変えながら反応バッチリのポイントを釣るのだがなかなかヒットしてこない。

すると船長がキャスティンングタックルにジグをつけて船の後ろに出てきた。

竿は8フィートあまり、PE8号にリーダー170ポンド!この先にジグをつけて海に落とす。

「さあ、僕がみなさんのジギングの常識を覆すような釣りをしてみましょう」と冗談半分に竿をしゃくる。

その時ミヨシでしゃくっていたヤッシーさんにヒット。船長は竿を置き竿にしたままそちらに向かう。どうやらブリではないらしいファイトの様子。上がってきたのは大きなアカヤガラだった。この魚、潮が止まった時に釣れるのであまり歓迎されない魚なのだ。美味しいのだけれどね。

 

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アカヤガラを持って船尾にきた船長は生け簀にアカヤガラを入れたあと置き竿にしてあった竿をひとしゃくりふたしゃくりすると、ん?竿が曲がっている。しかも大きく。

冗談でしょ!マジでブリがかかった様子。それでも上がってくるまでは僕は信じていなかったのだが、笑いながらファイトする船長が釣り上げたのはなんと10キロ弱の見事なお腹パンパンのブリだ!

えええ!そんなのないよお!と思いながらも、「綿密に計算された僕のタックルにブリがきました」ととぼける船長が写真に収まるのを羨ましく見ていた。お腹がパンパンにふくれたブリはいかにも脂が乗っていて美味しそう。

 

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なんでこっちに釣れない?その秘密は後日解き明かされたのであるが、その時は、ずる〜い!の一言しか頭に浮かばない。そんな気持ちが顔に出ていたのであろう。船長は「これ今晩みんなで食べましょう!」とサッサと魚をさばき始めていた。

 

その後、引率Y店長がまたしても周りの空気を読まずに10キロオーバーのブリを釣り上げた。これもまた見事なお腹のブリ。

さらにこれにキタさんも続く。

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いいなあ、なんで僕は釣れないの?と思っていると、久しぶりにジグをシャクっていたジギング王が珍しく、ここには魚はいない、とボヤいている。

そうだよなあ、ジギング王がつれないならいないよなあ。なんて思いながら船は小移動したり流し変えたりしていた。

そして、今度は僕の左隣でしゃくっていたオーゴさんがこれまでの沈黙を破ってヒット!

魚はデカイ、竿の曲がり方が違うし時々ドラグも出している。オマツリしないように自分のジグを回収しファイトを見ていた。

羨ましいくらい竿はしなり見ているだけでも魚の動きが伝わってくる。

オーゴさんのブリの自己記録は17キロだそうだ。船長がタモを持ち横に立つと「すごい!これはデカイ!27キロオーバーだ!」と大げさに言うと、「27キロを釣らせてくれたら100万円払ってもいい」とオーゴさんが返す。「任せてください、何がなんでもこのブリは27キロオーバーにいたしましょう」と船長。ファイトしながらまるで掛け合い漫才をしているようなこの余裕はどこからくる。

いよいよ上がってきたブリは実際にデカかった。量ってみると14キロオーバー!これもまたお腹パンパンの見事なブリであった。

 

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ブリポイントでは船の周囲にもブリ狙いの遊漁船がざっと数えても20隻以上いるほどのこの海域の人気ポイントらしい。

 

俺にも来てくれえ!と痛い肩をなだめながら夕方まで休み休みシャクったがついに僕には釣れず。

なんと二日間の釣行を終えてペンペンシイラ1匹という貧果。でかいの釣ってないの俺だけじゃねえか!と叫びたいところであったが、そこは心鎮めて、大自然相手にそんなに思うように上手くはいかないのだ、と自分を慰める。

この日の夜は壱岐の旅館に泊まる。船をつけた目の前が旅館だった。以前にも来たことがある。

ここで出た夕食は壱岐牛のすき焼きに船長が塩ジメしてくれた脂ノリノリのブリのお刺身。ブリは醤油を弾いてしまうくらい脂が乗り、すき焼きは果てしなくとろけるようなやわらか牛肉に旨味が凝縮されていて天国だった。おかげで二日間の貧果のことはすっかり忘れて満腹天国を味わったのでありました。

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写真提供:Ebb&Flow,

     サンライズ新海

    

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2020年1月28日 (火)

壱岐・対馬遠征2020年1月@サンライズ新海号

昨年末の五島列島に引き続き、年明け初釣りとなる今回の遠征は壱岐・対馬の玄界灘と二ヶ月連続のサンライズ遠征であります。

釣りをしない方はご存知ないと思いますが、このサンライズ新海号の人気はものすごいもので、一年間の予約が1日で埋まってしまうほどの超人気船なんです。その理由は素晴らしい船に素晴らしい船長、そしてサービス。この三位一体となった素晴らしさがサンライズ号のこのようなカリスマ性を呼んでいるのでありますが、船が良くても魚が釣れるとは限りません。相手は大自然ですからね。さて、果たして今回はどうなるやら。

 

今回の釣行は正月明けの8日からの4日間。4日の夕方羽田空港に集合すると流石に正月連休明けの空港はガラガラでした。

この日集合したのは、毎度おなじみジギング王に根魚王、Y店長に私、それにロックンKさんに初めてお会いするオーゴさん。この6名に岐阜のキタさんと浜松のヤッシーさんが福岡空港で合流することになっている。

 

夕方羽田発の飛行機で福岡に飛び岐阜・浜松組ともスムーズに合流し夕食を食べにいつもの牧のうどんに行く。すると、あろうことか定休日でお店は真っ暗。そういえば今回はいつもの木曜じゃなくて水曜日だった。仕方ないので近くの別のうどん屋に行き夕食を取り唐津へ向かう。

10時頃いつもの唐津第一ホテルに到着し、荷物を降ろし、送った釣具など確認して素早く寝た。

翌朝6時半、ホテルロビー集合。

サンライズの船長も迎えに来てくれていて、ついこの間あったばかりですねえ、なんて挨拶をしつつ今年もよろしく、ということになる。

大量の釣具と衣服その他生活用品を積み込んでいざ呼子港へ。

港に着くと手早く荷物を降ろし釣具のセットをし出船。まだ薄暗い港を船は進む。

今回の遠征先は色々迷った結果対馬、壱岐方面となった。色々迷う、というのは、ここに行けば釣れる!という場所が見当たらない証拠、果たしてどうなるのか。

港を出た船はいくらも走らないうちに最初のポイントに入った。キャスティングでヒラマサを狙う。Y店長に、投げるならここですよ、と言われていたので痛い方と相談しながら投げる。

船長から、浅いので最強タックルで、と言われたので二本持っていったキャスティングロッドの硬い方ででかいルアーを投げると二投目で右腕が痺れて来た。他のメンバーもキャビンで寝ている引率店長と根魚王以外は全員キャスティングをする。

明るくなり始めた空、海に向かって大きなルアーをキャスティングする姿は勇ましくてよろしい。おおお!キャスティング船らしくていいぞう!と気分も高揚してくる。

のであったが、魚の方はいまいち高揚しきらなかったようで反応はあったもののヒットはせずに朝マズメは終わってしまった。

 

一時間ほど走りポイントを大きく移動する。

 

ここでは僕はジギングをした。落としたジグはスキルガンマ280gのイチゴミルクカラー。この色はよく釣れる。隣では根魚王と起きてきた引率Y店長がジギングを、他の方々はキャスティングでヒラマサを狙う。

初めて間も無く僕にヒット!魚は頭おを大きくガンガンと振る。竿はそこそこ曲っていいサイズのようだ。今年初フィッシュがこの型だ、幸先いいぞうイヒヒヒ、なんてにやけてファイトしていたらなんとバレてしまった。今年最初の魚がバラし!悔しい。声も出なくなる。急に右肩の痛みを感じるようになって釣りをする意欲も削がれここからは早くも休み休み釣りをすることになってしまった。

ジギング組も僕に続くヒットはなく、キャスティング組も渋い。

そんな中ピンク好きのヤッシーさんが一人でピンクの竿にピンクのルアーでヒラマサを2匹釣った。この人は本当にキャスティングが上手い。以前キャスティング王と名付けたくらい。しかもビールをガンガンん飲みながら釣ってしまうのだから訳わからん。

 

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この日は3時頃までに2匹釣り上げて、満足したのか酔っ払ったのかはたまた両方なのかキャビンの奥に入って寝てしまった。

 

その間にジギング王がヒラマサをヒットさせ上げて見事新年初フィッシュを手にする。ジギング王は今回の釣行前にギックリ腰をやってしまい一時は遠征のキャンセルを考えるほど酷かったらしいのだが、だましだましなんとか釣りをしていた。ところがこの1匹を釣り上げたファイトの際に腰に負荷がかかってしまい痛みが出て、この後しばらくはビールを飲んで休んでいた。

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僕は肩が痛いのでコーヒーを淹れてエノカフェサンライズ玄界灘店を開店する。

一方休みながらも釣りをしていた僕に、何やらおチビちゃんがヒット。手元に魚の手応えはあるのだが竿はちっとも曲がらない。なんだろう?と巻いていたら上がってきたのは小さなシイラ。俗に言うペンペンシイラというやつだ。船長がファーストフィッシュおめでとうございます、とニヤニヤしながら近寄ってきてすくい上げ写真をとってくれたがちっとも嬉しくない。

一年の最初の魚がこの外道かあ、このまま一年こんな感じで本命は釣れないのだろうかと思うとガッカリ。

そのほかは引率Y店長が珍しく釣りに精を出しカンパチにヒラマサを何匹かを次々と釣り上げ釣り上げて竿ガシラとなる。周囲からは空気が読めない引率と批判を浴びた。

根魚王が相変わらずマイペースで根魚を何匹か釣っていたようだが覚えていない。

夕方暗くなる前に対馬の厳原という港に入ってこの日の釣りは終わった。

 

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2020年1月26日 (日)

アマダイ釣り2019〜2020シーズン@庄三郎丸

サンライズ遠征から戻り、右肩の治療をする中伊勢湾のブリジギングに誘われたのでありますが、流石にこのかたの痛みでは釣りにならないと涙を飲んで辞退させていただいたちょうど次の日、ヨッシーさんから久しぶりの連絡があり、アマダイでも行きませんか?とのお誘い。

電動リールなら巻く必要はないし、アマダイなら左手での誘いだからなんとかなるか!と行きましょうと即答。出かけてきました。

お世話になったのは平塚の庄三郎丸さん。実は今回が今シーズン3度目のアマダイ釣りで、今シーズンの傾向としては数はさほどでもないにしろ比較的大きいのが上がってるように感じられた。またシロアマダイが比較的上がっているようにも感じる。大型を期待して午前五時半過ぎに庄三郎丸さん着。ヨッシーさんはすでに来ていた。釣り座は左舷のミヨシを取る。デカイのが釣れるかも知れない予感!

6時30分出船、当日朝は12月にしては暖かかった。そらは晴れ上がりうっすらと霞がかかっている。

船は港を出ると茅ヶ崎沖まで走って止まった。こんな近いところで釣るんだあ、という感じ。

 

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水深は80m前後。出だしすぐにヨッシーさんにヒット。さほど大きくはないもののすぐに一匹釣れたのは嬉しい。こっちにも来い、と左手で竿を色々なパターンでしゃくってアマダイを誘う。アマダイの誘いはその日によってパターンが変わったりして、ハマるといいサイズが連発したりするところが非常にゲーム的に面白い釣りだ。エサ釣りとはいえルアー釣りに近い感じの釣りなのであります。

右舷でもポツポツと上がって来て、ちょっと焦る僕は釣れている人の誘いを真似たり棚どりを変えたりして誘っていると、クククン!というアマダイ特有のアタリが来た。すかさず軽く合わせてアタリを聞くとしっかり針にかかったらしく、ククン、ククンという小気味良い振動が手元に伝わってくる。せっかくのヒットなので電動は使わずに手で巻いて小型ながら魚のファイトを楽しんだ。

上がって来たのは小型ちゃんだったけれども嬉しい一匹目。

 

ところがこの後さっぱりアタラなくなる。

ポイントを変え流し変えていくと今度は右舷の人たちに次々ヒットするのだが、左舷ではヒットがない。おそらく右舷側からポイントに入るように船が流れていたからだろう。取りこぼしもあるはず、と頑張って誘うのだが全く釣れなかった。

しばらくそんな流しがあったアトポイントを変えたらやっと左舷側にもヒットが出る。

ヨッシーさんにもいいサイズが来た、竿の絞り込みを見ているだけでウキウキしてくる。

やがて僕にもまあまあサイズが来た。ククン、ククン、と竿を叩くのは最初の10mくらいで一度大人しくなるのだが残り30mくらいで再び、ククンときたらまず間違いなくアマダイだ。他の魚だとこの後半のククンがない。

上がったのは30センチオーバーのまあまあサイズ。やっといいのが来たと笑みがこぼれる。

この後アタリが止まり船は相模川の河口沖に移動して流す。

ヨッシーさんはポツリポツリと釣っている。僕も時々アタリがあるくらいで数釣りにはならないペース。

ある流しで水深80mのところでグン!という強いアタリがあり竿が一瞬絞り込まれた。???何だろう?と巻いていくとやがて重いだけで魚は引かなくなった。重さはあり竿は大きくしなっているのでそこそこのサイズがあるだろうと船長もタモを持って来て横に着く。プレッシャーを感じながらバラさないように慎重に巻いて来たらなんと!ヒラメではないか!この水深でヒラメが釣れるんだ!という驚きと、ヒラメがオキアミに食いつくんだ!という二重の驚き。サイズは50センチほどで、ヒラメとしてはまあまあ美味しそうなサイズだったので思わず顔がにやける。

 

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この後は30センチオーバーを1本加えて合計6本で終了。

ヨッシーさんは5匹だったかな?両手のひらに乗ってしまいそうなサイズのメジマグロをかけていたがそっとリリースしていた。

右舷側の人も同サイズのメジをかけてこちら側と派手にオマツリしたので、この日はかなりの数のメジがいたようだ。

この日の竿がしらは9匹だったかな?ツ抜けはしていなかったような。忘れてしまった。サイズは50センチ近いのが一本上がっていた。他に外道でマダイも上がっていた。水温のせいかなんだか釣れてくるものがおかしいような気がする。

船から上がり船宿の前で釣果情報用の写真を撮られた。

 

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ヨッシーさんはちょと物足りなさそうだったが、まだ年末最後の釣りを月末に控えているようで、そこでこの日の憂さを払うような釣りをしたいと意気込んでいた。自分の釣りに夢中になっていてヨッシーさんの写真を撮り損ねた。ヨッシーさんごめんね。

 

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2020年1月25日 (土)

EnoCafe五島列島店@サンライズ新海号

毎度おなじみ?全国の遊漁船の船の中で自家焙煎コーヒーを淹れて無理やりその場にいる釣り師に飲ませてうまいと言わせるEnoCafe(エノカフェ)でございます。今回はエノカフェ発祥の船であるサンライズ新海号に乗っての五島列島遠征での開店してまいりました。

今や釣り遠征というと釣具の準備よりもコーヒーの焙煎が優先されるほどに僕にとってはエノカフェ開店は大事な儀式になってしまいました。釣りを楽しむための重要なルーティンなんですね。

普段の生活でも朝コーヒーを飲まないと体が動き始めないので、釣りの時の時も朝コーヒーを飲まないと体が動かないということもあるのですが、最近では船上でコーヒーを淹れることが釣りの行為の一部となってしまい妙な充実感を味わうようになってしまったのであります。

 

さて今回の五島列島遠征ではこの春からエノカフェで推奨してきました「マイカップ」制がだいぶ浸透してきまして、私自身も以前本ブログでもご紹介したようにチタン制のマイカップを買ってしまいましたし、他の釣り師の皆さんも個々に自慢のマイカップを揃えていましたよ。

 

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ジギング王、根魚王のお二人はそれぞれ名前入りのチタンカップをオーダーメイドで登場させました。

 

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そもそもこのチタンカップは「怪魚ハンター氏」が購入して見せびらかしたのを発端に我々遠征隊に広がって行ったのでありますが、ここにきて皆さん自分のネーム入りで揃えるということに至ったのは大変喜ばしい一方、飽きたからと行ってエノカフェをやめてしまう訳にはいかないというプレッシャーも受けたのでありました。

この他にも岐阜のキタさんもマイカップを用意してくださいましたし遠征常連さんの間では定着しつつあることは嬉しいし楽しい。釣りだけじゃなくてマイカップを自慢しながら話に花が咲くなんていうのもいいものです。

 

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マイカップで飲む一杯のコーヒーはまた格別の味がありますので、これから参加される方もかしこまって高いカップを用意する必要はないので、ぜひマイカップをご用意くださいね。

ちなみに今回のエノカフェをは初日は五島列島の海上で開店。二日目は福江島の港、三日目は宇久島の港でと三日間全て開店できました。

みなさんのご協力、船長の深いご理解に感謝しております。

 

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2020年1月23日 (木)

五島遠征2019年12月 その3@サンライズ新海号

冬の五島列島遠征三日目は最終日、帰りの飛行機の時間を考えると釣りが出来るのは13時ごろまでということで、その分出発を早くした。

暗闇の中船の灯りが煌々とつき出発の支度を始める。道具をキャビンから出し終えたら出船前の船の中でコーヒーを淹れてエノカフェ宇久島店を開店する。眠たい体にコーヒーが染み渡ると体が動き始めてきた。同時に船も出船、暗闇の港を出て行くと港の中にはカマス漁の漁船がたくさん浮かんでいた。

 

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港をゆっくりと出た船はやがてスピードを上げながらポイントに向かう。昨日夕マズメで狙ったポイントだ。

ポイントに着くと朝マズメのチャンスを逃すまいと暗い中でキャスティング組がすぐにキャスティングを始めた。

僕は船の反対側の舷でジグを落としクエを狙った。昨日根魚王が釣り上げたポイントなのでまだ居るだろうという目論見だ。

船の近くには一隻の漁船が見えた。クエのはえ縄漁船らしい。とうことはクエはいるということだ。期待が高まる。

暗かった空は次第に明るみを帯びてきたが重く垂れ込めた雲でどんよりした明るさだった。

 

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キャスティンング組も根魚組も魚の反応はなく朝マズメの時間がすぎていく。そんな時船長が叫んだ。「湧いてる湧いてる、後ろ後ろ!」

船の後方でナブラが湧いたようだ。これはチャンスだ後方で投げていたジギング王がナブラに向かって投げているのを横目で見ていた。少し間があって「出たー!、ヒットヒット!」という船長の声とともに船長が飛び出して網を持ってきた。

 

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ジギング王のファイトの様子を見ていると、太く硬いキャスティングの竿は大きく曲がり魚が大きいことを知らせてくれている。ヒラマサか!でかいでかい!と僕も叫ぶ。船長も「巻いて巻いて!浅いから!」と叫ぶ。水深が浅いので根ズレして意図が切られる心配があるのだ。

もう大丈夫というところまで糸を巻き上げたところで船長が大きなタモを持って魚を救おうと構えた瞬間、「あーーーー!アラだ!アラだ!」と叫んだ。アラとは九州地方でのクエの呼び名である。

 

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え?と思ってタモに救う様子を僕はすぐ横で見ていた、タモに入った大きく黒っぽい固まりが海から上がってくると、それは大きなクエだった。

こんな大きなクエは今まで見たことがない。興奮する。僕よりも興奮していたのは船長で『やった!やった!、アラだ!アラだ!」と叫び続けている。

船の甲板に横たわる大きなクエはバケモノのような顔をしていた。一同が集まってきてみんな見入っている。

写真を撮ろうと座ったジギング王の膝に魚を乗せると、さらにそれは大きく感じられ感動を覚えた。こんな大きなクエが水面に飛び出してルアーに食いついてくるなんて!話には聞いていたがまさか自分の目の前で起こるとは夢にも思っていなかった。船長は興奮冷めずジギング王と一緒に写真に収まったりしている。こんなに興奮する船長の姿を見るのは初めてだった。

 

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重さを測ったところ17キロを超えていた。なんという美しい模様の素晴らしい魚体。今回の釣行でこれまで苦戦を強いられていたジギング王に満足の笑みがこぼれた。「しょせん外道ですから」という冗談も飛び出してみんなを笑わせた。

 

僕も感動する気持ちが鎮まるのを感じながら自分の釣りに戻る。クエはいる。あんなに大きくなくていいから一匹釣りたいとジグで底を叩いた。

間もなくしてググッというアタリが来た。クエか!しかし手元に感じた重さはそれほど重くない。やはりそう簡単には釣らせてもらえないなあ、と思いながら上げてくるとまあまあサイズのアコウだった。キジハタと呼ぶにふさわしい、魚体全体に散りばめられたオレンジの斑点が美しい。

この後ももう一匹アコウを追加した。

 

朝マズメが終わると我々の興奮が終わるのに合わせるかのように魚の反応も落ちてしまった。

キャスティング組はなんとかヒラマサを!と投げ続けるのであるが魚の反応は鈍かった。

船長もなんとかヒラマサを釣らせたい、という一心でポイントを変え、流しを変えと様々に苦心していた。

午前9時を過ぎたあたりで肩が痛くなった僕は釣りをやめた。こんなことは今までなかったのだが、体が言うことを聞かないのだから仕方ない。

みんなの釣りする様子を見たり、写真にを撮ったりしていた。

Y店長がプチブルでアコウを釣ったので写真を撮る。

 

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昼近くなると、あちこちでシイラを追うヒラマサのナブラがおこり、船をそれを目指して移動してはキャスティングを繰り返す。

船長が屋根から身を乗り出してナブラが沸くのを探していた。

 

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船長も釣り師も意地でも一本ヒラマサを上げたいという気迫がみなぎっていた。「あ、またあそこで出た!」と船をナブラに先回りさせてキャストするが魚は食わない。以前なら簡単に食ってきたらしい、ヒラマサキャスティングブームで魚もスレているようだ。

飛行機に間に合う時間ギリギリまでナブラを追ってキャスティングを繰り返したがとうとうヒラマサは出なかった。釣り終了の合図で、気が抜けたように釣り師一同はうなだれていた。悔しそうな船長の表情が印象的だった。

こうして三日間の渋い釣行は終わり呼子の港に船は戻った。

我々が荷物を片付けている間に、船長は巨大クエを手際よくさばいてお鍋セットをいくつか作っていた。こうしたサービスをしてくれるところも嬉しい。僕が食べるわけではないのだけれど。

僕は自分の釣ったアコウとともにキタさんから無理を言ってヒラマサを一本いただき満足していた。

魚の反応は渋く肩の痛みは続き憂鬱だった。名無しゴンベ氏はご飯はたらふく食べたが魚は一匹も手にすることはできなかった。しかしその顔からは笑みがこぼれていた。難しい状況の中での三日間のキャスティングで得たものが多く満足しているようだった。なんとも感動的で楽しい釣行だった。

 

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2020年1月22日 (水)

五島列島遠征2019年12月その2@サンライズ新海号

冬の五島列島遠征、二日目は6時宿の駐車場集合で出発。宿から数分の港に着くとサンライズ号に乗り込み、釣り竿や道具箱をキャビンから取り出し釣りの準備を始める。あたりはまだ真っ暗で船のライトが眩しい。道具類を全て出し切ったキャビンでエノカフェを開店する。熱いコーヒーを飲んで寝ていた体を覚ます。

やがて暗い中船は港を出て朝一の朝マズメポイントへ向かう。

ポイント到着後もまだあたりは暗い。時刻は7時近いのだが西の空は関東よりも30分くらい日の出が遅く感じた。

期待した朝一ポイントでは僕もキャスティングをした。マズメ時はチャンスだと思ったからだ。痛む右肩を刺激しないように無駄な力は入れないように慎重に投げた。新調したトゥルースジャパンのロッドは気持ち良く楽に投げられたのだが、それでも数投で右手が痺れてきたので根魚狙いに変更した。

ジグを底まで落として2、3しゃくりしてはまた底に落としていると、数回目で早くもググッとアタリが手元に。この瞬間は何度味わってもたまらない。竿先はググッと絞り込まれ魚のサイズはまあまあの様だ。同じ根魚狙いの根魚王が横目でチラ見している中、上がってきたのはまあまあサイズのアコウ(キジハタ)だ。本命である。この釣りならば右肩への負担が少ないのでこの日は根魚狙いで行こうと決めた。

 

空は明るくなり朝マズメ、キャスティング部隊はイマイチの反応で釣れなかった。

そんな中、僕にまたまたアタリがあった。

最初の一匹目と同じくらいの感触。またアコウだと嬉しいなあ、昨日のようにおじさんだとガッカリだ。などと考えながら糸を巻き巻きしていると上がってきたのは一匹目と同じくらいのアコウだった。この日もゴビアスブルスリムが絶好調!このジグは僕が大好きなジグで、困った時には最後はこれに頼るといった類のジグであります。

 

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頼れるジグでその直後にも赤旗のおチビちゃんをキャッチ、これはリリースする。

 

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なんだか調子いいぞう、とポイントが変わって今度はジギングでヒラマサを狙っていた僕にまたまたヒット。

小型ながら綺麗なヒラマサだった。美しい魚体を眺め写真を撮った後リリースする。

そこからは船はポイントを移動しながら、ヒラマサキャスティングをメインに釣りを展開していったが、水深30〜60mくらいのところでは同時に根魚も狙えるので僕は根魚専門で行き、もう少し深いヒラマサのジギング狙いができそうな場所では竿を持ち替えてヒラマサをジギングで狙った。

ミヨシのデッキで投げ続けていたのはキタさん、アラキさん、Oさん、ゴンベ氏の4人。後ろのデッキではジギング王が投げ続ける。

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今回の遠征もジギング王はひたすら大型ヒラマサ狙いのキャスティングをしていた。一日投げ続けるのは僕には信じがたい体力と精神力が必要と思われるのだが、ジギング王は声をあげることもなく黙々と投げ続けていた。

 

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午前中はあまりパッとせず魚が出ても針にかからなかったりバラしたりしたのみだった。

その後も何度かかけるが、バーブレスフックのせいかバラシもあった。

根魚もパッとしない上に肩が痛くなってしまった僕は休憩がてらエノカフェを船上で開店する。

 

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一同お昼の休憩がてらコーヒーを飲んで気分転換ができたようだ、その後展開が変わる。

キャスティング部隊が賑やかになったのはお昼を回ったあたりだった。その呼び水のように根魚王がアカハタをキャッチすると、間も無くジギング王とOさんがヒラマサをキャスティングで次々とキャッチする。

 

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そこからの午後の時間は、またまた長い午後のなってしまった。

キャスティングはたまに出るのだが針にかからない。潮も動かない。根魚もゴビアスブルスリムに反応が悪くなり釣れなくなった。

そんな中で僕が3時のおやつを食べていると何やら賑やかになってキャビンから出たらジギングのY店長とキャスティングのキタさんがダブルヒットでヒラマサをキャッチする。

 

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そしてその30分後にはキタさんがまたまた良型ヒラマサをキャスティングでキャッチした。

未だボウズの名無しゴンベ氏とアラキさんにはプレッシャーのかかる魚だったに違いない。しかし二人ともねをあげることもなく投げ続ける。

夕まずめ、大きく移動した船が入ったポイントは潮がいくらか動いていた。これまでの釣果に顔色のさえなかった船長の表情が明るくなった。

ここで釣れてくれ!と念ずるように入ったポイントで、キャスティング組は投げ続ける。早くも日は西の空に傾き、そしてぐんぐんと下に落ちようとしていた。冬の夕暮れは早い。

疲れた僕は有形の写真をしながらのんびりみんなの釣りを見ていた。キャストするみんなの顔は真剣そのものだった。次こそ出てくれ!そんな声が聞こえそうなキャスティングを一同繰り返していた。

 

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しかしながら無情にもこの日の夕まずめのヒラマサはご機嫌斜め、なかなか針にかかってくれない。

そんな中で根魚を狙っていた根魚王の竿が重くしなり引率の店長から声が上がった。

隣で根魚を狙っていた僕もすぐにそちらを見ると竿は大きく曲がりグググっと叩かれた。そしてちょっとしたファイトの後は竿はしなっただけになり魚の暴れる様子は見られなかった。これはあの魚のパターンだ!と僕が思うか思わないかのタイミングで引率店長がクエじゃないですか?と答えをいう。きっとクエに違いない、糸は船からどんどん離れて巻かれていく、力尽きたクエが上がってくるときのパターンだ。引率店長の予言通り、そして僕の予想通り上がってきたのはクエだった。

やった!やった!誰ともなく声が上がり船上は賑やかになった。今回の釣行ではなかなか根魚がハマらなかった根魚王は本命を手にして肩の荷を下ろしたような表情をしながら微笑んでいた。写真をとり終えると辺りは暗くなりこの日の釣りは終了となり宇久島に向かい上陸した。

 

その日の夕食、大食らいのゴンベ氏は釣れないウサを晴らすかのようにおひつ四杯のご飯を平らげまたまた一同に驚きと爆笑を与えた。

根魚王が釣ったオジサン(魚の名前)の湯引きがとても美味しく、昨日僕も釣ったのにリリースしてしまったのを後悔した。

この日も8時過ぎに僕は夕食の席を先に外して寝てしまった。肩が痛くて起きているのが辛かったのだった。

 

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